ミスボドへ。
最近1卓はずっとテラフォ立ってるし、エースさんいるからもう1卓は重ゲできなさそうだしで行くか悩んだけど。
まぁ家でぼーっとしてるよりはいいかと。
積んでる軽ゲーやるには差し支えないんだけど、丁度フォルムトラヤヌム届いたしで重ゲーな気分だったのよね。
「ワバンティ / Wabanti」 Reinhold Wittig作
持参初プレー。みんな大好きヴィティヒてんてー!
ヴィティヒの中では知名度高めのやつ。
本物のナット使ってるのが特徴。
最初1個足りなくて中止しようとしたら足元に発見w。
中央に六角形に並べた18個のナットをダイス5つ振って移動させていく。
目的は自分側の辺のマスまで移動させること。
今回3人プレーなので1つ置きに対応辺があって分かりやすい。
手番ではダイス5つ振り、それを好きな順序で使う。
2~6の目は直線上にその数ナットが並んでる場所を選んでそれらを直線方向どちらかに1マス移動。
全部移動させると面倒なので、最後尾を最前列に移動させて全部移動した体で。
より多く並んでる中からダイス目の数だけ移動させるってのは不可。5個並んだ中から4つとか。
また移動によってナットが複数グループに分割されてしまう移動は不可。
アメーバみたいに伸びていく感じで。独特。
局所的に引き寄せようとしてもちぎれてしまうので、上手く周りとの連結を調整しながら移動させテクノが面白い。
1の目は任意のナットを1マス移動できるので、それにより列を分断して他のダイス目で動かせるようにできて強い。
1の目が最低1つは出てないと自由度が低くて辛いかな。
特に大きい目ばかりで場に対応する列がないとほぼ動かせなくてつらい。
結構なお仕事ゲーで、有利な人の足を上家が引っ張る。
盤面がおずさんとエースさん寄りになってしまって、自分の番になったが、初期位置よりも遠いって状況で辛かった。
ヴィティヒらしく収束性には難有り。出目次第では終わらない。
おずさんが飽きたようで、仕事放棄してエースさんゴールして終わり。
まぁしょうがないな。
結果:レン、おず、エース 〇
「素数大富豪 Lv.0」 梟老堂
初プレー。
素数大富豪自体は気になってはいたが未プレイ。
これはそれにルール追加した版。
基本は大富豪で、打ち出しが出した枚数と同じでより強いカードを出して行く。
パスが続いて自分の番で自分が出したカードのまま回ってきたら流して次を。
んでこのゲームでは素数しか出せない。
複数出しをする場合、数字を連結させる。12と7だと127か712か。
この場合だと712は素数でないので127しか使えないが。
また、3枚出しする場合は全部1桁で、更にそれらのうち1枚に三枚出しマークが付いていないといけない。
普通の大富豪と違うのは、手番開始時に1枚引いて良いってところかな。
別に数学強い面子でもないので、出す手が素数なのかが全く分からん。
3の倍数、4の倍数判定くらいはできるが他覚えてないし。そもそも4の倍数は全部偶数だから不要か。
なので常に出せる手をサマリーとにらめっこ。非常にテンポが悪い。
一覧表付いてるのはいいんだけど、それが1枚しかないのは不便極まりない。
枚数構成とか3の倍数判定のサマリーは人数分ついてるが、全く不要。
小さくてもいいから一覧表を人数分付けてくれよ。
元々の素数大富豪はサマリーなどなく全部暗算で行って、素数以外出したら反則負けって感じのようだ。
それが厳しいので簡易版を出したみたいだが、特に簡易版にはなってない印象。
単独で素数のカードは赤になってるが、流石にそれくらいは判別可能。
カードには組み合わせて素数になるカードの種類数が記号で描かれており、また組み合わせて素数になる数字がいくつか描かれている。
正直これらも参考にならない。描かれてる数字が一部だけなのだ。全部書いてよ。その数字持ってればラッキーくらいになってる。
特殊カード増える上級ルールも蛇足としか思えない。
うーん、わざわざこのセット買ってまで遊ぶ意味がないなぁ。
普通にトランプでやればいい気がする。まぁ14以上の数字があるのが利点か。
素数大富豪自体はヤバみあって面白いのでまたやってみたいが。強くはない。
あと素数大富豪のルール見てて、57出したら流せるってルールがあって笑う。
グロタンディーク素数、クイズ勢には有名。
流石に1回でエースさんがギブアップして終了w。
結果:レン 〇、エース、おず
「ミューラ / MIURA」 坂口 勝彦 作
ようやく出たよ新版。新版は初プレー。
基本は打天九のように、打ち出しと同じ枚数出して、勝てないなら捨てる。
違うのは全員裏向きで出して、打ち出しから表にして、勝ってたら自分も表に負けてたらそのまま捨てる。
バッティングというか、心理戦要素がある。
スーパートランプを握ってるように振舞っておいて、あえて弱いの出して他人を降ろすとか。
普通に順出しではできない妙味があるね。
このゲームの良くできてるのは得点方式。
勝ったカード6枚を基準に1枚10点のプラマイ方式。
ただし1枚も勝ててないとマイナス点倍になって120点払い。
この倍含めて全てゼロサムになってるのが面白いところ。
面白いんだけど、何度やってもこうすれば強いってのが分からないな。難しい。
ちょっと残念なのがカードの印刷。
横端まで印刷してるので横からでもカードの色とランクが丸見え。
こんな素人みたいなミスしないで欲しいなぁ。
絵柄はUVスポット加工で豪華なのにな。
結果:レン -210、おず 70、エース 140〇
「スティーブンソンズロケット / Stephenson's Rocket」 Reiner Knizia作
持参初プレー。いつかのゲムマのオークションで落としたやつ。
そろそろ日本語版出そうなので遊ばねばと。
手番で出来ることはシンプルで、都市に置かれたチップを取るか、線路引いて株券貰うか、駅舎置くか。
駅舎置くのは空きマスで、他の駅舎や列車コマと隣接しないマス。
線路は直線か120度カーブのみ(左下間違ってるけど)、伸ばしたらその路線の株券を1枚貰える。
ただし、その際に他の同色の株券持つ人は拒否権行使ができる。
その為には株券捨てる必要があり、何枚使うかを時計回りに宣言、手番プレイヤーは同額で入札可。
ゲーム中決算が3種類あって、
都市に路線が接続(このゲームでは乗り入れでなく隣接マスを通る)したら、その都市のチップを持つ人は1位2000ドル、2位1000ドル。
駅つき都市に路線が接続したら、その路線に駅舎を最も多く置いてる人は、その路線が通る都市・駅付き都市・開始都市1つにつき1000ドル、2位はその半分。
ある路線が他の路線の隣接マスに入ったら合併が起こり、動かした方の路線の株券最も多く持つ人にその路線の通る都市・駅付き都市・開始都市1つにつき1000ドル、2位はその半分。
その後動かした路線が吸収されて消失。株券は2:1交換でアクワイアチック。
中々難しいのが駅舎で、空きマスにしか置けず、路線をそちらに呼び込まないといけない。
他人の駅舎のあるマスに乗り入れると乗客チップもらえて終了時決算に絡めるので、それを狙わせるか、自分で引いてしまうか。
路線を合併させると旧路線に置いてた駅舎も新路線に統合されるので、それによる決算での収入狙っていく感じか。
株券が残り1種になったら終了で、残ってる路線で、最も株券多く持つ人が収入、2位は半分。
駅舎も同様に。
また都市チップには産物が描いてあり、各産物最も多く持つ人に6000ドル、2位に3000ドル。
クニツィアにしてはかなり重めなデザイン。チグユーに近い。
合併や株券交換はかなりアクワイアの影響を受けている雰囲気だが、株券は購入でなく列車動かせば貰えるし、1枚あたりの価値で換金ではなくマジョリティのみ。
序盤何していいか全然分からない。
都市チップもらうか駅舎置くかだが、決算条件きちんと把握しないと混乱する。
なかなか初回プレーから上手く立ち回るのは難しい。
合併されるのが不利益かというと、収入1回貰えるうえに駅舎が統合されるので、上手く使えばどんどん収入を増やしていける。
ただし伸びすぎた路線には決算起こせる駅付き都市が残っていないと収入の機会がないので、終了時得点狙えるかどうか。
今回モーリさんがオレンジ路線をどんどん伸ばしてて、これはヤバいと駅舎を置いて収入に絡めるように。
途中進めてた青路線を合併させて、自分の駅舎統合させて。
終盤は都市チップのマジョリティも見ながら、駅舎マジョリティ抜かれないように動く。
なんとか1位だったけど、駅舎抜かれたら捲られてたかも。
ちょっと分からないのが孤立した路線の株券が消えるタイミング。
どの段階で孤立と見なすかがいまいち分からん。
新たな都市への到達と他の路線に合併させるのが不可能になったらとあるが、線路の角度の関係でこれ以上伸ばせなくても、他の路線が伸びてくる余地があれば孤立してないと見なせるのか?
うーん、分からん。
個人的にクニツィアの重ゲーはあまり得意ではなく、チグユーは苦手だし、バベルの塔は未だによく分かってない。
このゲームもそれらに近い所があるが、まだ分かりやすい方かな。
結果:レン 95000〇、モーリ 73000、エース 67000、おず 42000
「ポートランド / Portland」 Reiner Knizia作
久々。クニツィア作のトランプゲー。1人ティチューだけどw。
1人1デッキ使うのが個性的。
全6ラウンドで、ラウンド開始時に自分のデッキから5枚公開。
手番では1枚めくって5枚のどれかを上書くか、パスするか。
全員パスしたらポーカー役比べて強い順に得点。
勿論ラウンドごとに得点は上がっていく。
各ラウンド最低5枚は使うので、残りの22枚をどう割り振るか。
後半の得点高いラウンドに使うのが強いが、そのために前半捨てるかどうか。
あと1枚これば勝てるって状況で降りるかどうかの選択。
大体欲張って死んでいくけどw。
あとはどの数字が残っているかカウントできると強いね。無理だけど。
結果:レン 31、最上 58〇、エース 58〇、モーリ 36、おず 26
本編おしまい。
吉野家で牛鍋ファミリーサイズ。3人前で780円はお得。満足度高し。
んで二部。
「フォルム・トラヤヌム / Forum Trajanum」 Stefan Feld作
持参初プレー。遊べてよかった。
個人ボードには6×6に市民タイルが裏向きで並ぶ。
毎ラウンド指定された2列から市民タイルを1枚ずつ取り、そのうち1枚を右隣に渡す。
手番では残した1枚か回って来た1枚を使用して資源取って、その後建物タイル1枚建設。
市民タイルからは護民官、建築士、助手、4色の労働者、お金が手に入る。
建物建てるには建築士か対応する色の労働者、もしくはその両方か片方2つが必要。
建築士では灰色のタイルをボードの空きマスに置き、対応するトラックを進めて報酬。
労働者は対応する色の建物タイルを置き、使用済みの市民タイル1枚を中央ボードの建物に対応する色のマスに送り込める。
中央ボードでは、エリア最後の1マス埋めた報酬と、ワシのマスに隣接して置くと毎ラウンド得点、また自分の市民が繋がった最大エリアに応じて毎ラウンド得点。
護民官コマは1つ払えば取る列の指定無視できて、2つ払えば残した市民タイルと回って来たタイル両方使える。
また、市民タイルの中には3種類の特殊絵柄があり、それを取ったら個人ボード上の左側のスペースに置いて特殊能力を得る。
中央ボードでの市民配置制限を無視したり、エリア埋めたボーナス2倍にしたり、1手番に1回お金と護民官と助手を変換できたり。
ただし、毎時代の決算前に1列につき1金払わないと裏向きになって特殊能力消えて、得点も下がる。
時代の決算では、ボードの四隅のクレーンタイルの上の市民取ってればその色の建物ごとに得点。
各横列にある灰色タイルの種類数と、対応する列の特殊能力市民タイルの枚数+1を掛け算したのが得点。
中央ボードでワシのマークの横にある市民で得点。
繋がった自分の市民の数に応じて得点、個人ボード上部のスライドバーで対応する枚数と得点が分かる。隣接数増やすかバーを右にスライドさせると得点が増える。
また、時代ごとに達成目標があり、個人ボード上のタイルの配置と、手元に残ってる資源のセットに応じて得点。これもスライドバー進めるほど貰える得点が増える。
手番でやることはかなりシンプルなんだけど、それが様々な得点や報酬に絡んでくるのでどれをやるか悩ましい系。
なるほど面白い。
建築の回数が限られてるので、上手く2枚分の大きさのタイルを建設したいが、その分建築家や労働者は必要だし、上手く市民タイルを取る位置を調節して2枚分の場所を開けないといけない。
それに加えて達成条件で灰色タイルの並び方とか指定されるのでああしたいこうしたいが増える。
そこらへんはやはりフェルトだなぁ。難しい。
フェルトらしい苦しさは薄めで、賃金払わなくても能力消えて得点効率下がるだけ。
まぁ実質失点してるのと変わらないけど、マイナス感がなくて気が楽w。
特殊能力増やすほど払うお金増えるのが悩ましくていいね。
今回初手でお金・護民官・助手の変換能力取れて楽だった。
が、助手を労働者に変える能力がいつまでも取れなったので、最初の市民タイルで労働者取れなくてひぃってなることが。
涸らしちゃだめだねぇ。折角の建築1回無駄にしちゃった感。
面白かったです。
最上さんに2点負けで悔しい。
結果:レン 104、最上 106〇、おず 97
「オートリオ / Otrio」 Brady Peterson作
初プレー。見た目気になってたアブストラクト。カワダから。
所謂三目並べに近いが、勝ち方が
・同じ大きさを3つ並べる
・大中小の順に並べる
・同じ場所に大中小を3つ置く
の3通り。
最初は3人で。まだこちらは面白い。
次に2人で、これが酷い。
1人あたり対面の2色使い、色ごとに手番来て置くんだが、見逃さない限りほぼ引き分けになる。
説明書の「引き分けになることはほぼありません」に偽り有りだよ。
そりゃリーチしても次の手番までに相手2手番あるんだから防御も簡単。
なんかハメ手があるのかもしれんが。
何が酷いって4人で遊ぶと全部で36コマあるのに置ける場所27か所しかない。
完全に後手不利。そして初手の中央に中コマ配置がセオリー。酷いね。
なんだかなぁ…。
全員が誤訳疑ったが特になさそうだしw。うーん…。
結果1:レン、みくろん、東野〇
結果2:レン、東野 引き分け
おしまい。
最近1卓はずっとテラフォ立ってるし、エースさんいるからもう1卓は重ゲできなさそうだしで行くか悩んだけど。
まぁ家でぼーっとしてるよりはいいかと。
積んでる軽ゲーやるには差し支えないんだけど、丁度フォルムトラヤヌム届いたしで重ゲーな気分だったのよね。
「ワバンティ / Wabanti」 Reinhold Wittig作
持参初プレー。みんな大好きヴィティヒてんてー!
ヴィティヒの中では知名度高めのやつ。
本物のナット使ってるのが特徴。
最初1個足りなくて中止しようとしたら足元に発見w。
中央に六角形に並べた18個のナットをダイス5つ振って移動させていく。
目的は自分側の辺のマスまで移動させること。
今回3人プレーなので1つ置きに対応辺があって分かりやすい。
手番ではダイス5つ振り、それを好きな順序で使う。
2~6の目は直線上にその数ナットが並んでる場所を選んでそれらを直線方向どちらかに1マス移動。
全部移動させると面倒なので、最後尾を最前列に移動させて全部移動した体で。
より多く並んでる中からダイス目の数だけ移動させるってのは不可。5個並んだ中から4つとか。
また移動によってナットが複数グループに分割されてしまう移動は不可。
アメーバみたいに伸びていく感じで。独特。
局所的に引き寄せようとしてもちぎれてしまうので、上手く周りとの連結を調整しながら移動させテクノが面白い。
1の目は任意のナットを1マス移動できるので、それにより列を分断して他のダイス目で動かせるようにできて強い。
1の目が最低1つは出てないと自由度が低くて辛いかな。
特に大きい目ばかりで場に対応する列がないとほぼ動かせなくてつらい。
結構なお仕事ゲーで、有利な人の足を上家が引っ張る。
盤面がおずさんとエースさん寄りになってしまって、自分の番になったが、初期位置よりも遠いって状況で辛かった。
ヴィティヒらしく収束性には難有り。出目次第では終わらない。
おずさんが飽きたようで、仕事放棄してエースさんゴールして終わり。
まぁしょうがないな。
結果:レン、おず、エース 〇
「素数大富豪 Lv.0」 梟老堂
初プレー。
素数大富豪自体は気になってはいたが未プレイ。
これはそれにルール追加した版。
基本は大富豪で、打ち出しが出した枚数と同じでより強いカードを出して行く。
パスが続いて自分の番で自分が出したカードのまま回ってきたら流して次を。
んでこのゲームでは素数しか出せない。
複数出しをする場合、数字を連結させる。12と7だと127か712か。
この場合だと712は素数でないので127しか使えないが。
また、3枚出しする場合は全部1桁で、更にそれらのうち1枚に三枚出しマークが付いていないといけない。
普通の大富豪と違うのは、手番開始時に1枚引いて良いってところかな。
別に数学強い面子でもないので、出す手が素数なのかが全く分からん。
3の倍数、4の倍数判定くらいはできるが他覚えてないし。そもそも4の倍数は全部偶数だから不要か。
なので常に出せる手をサマリーとにらめっこ。非常にテンポが悪い。
一覧表付いてるのはいいんだけど、それが1枚しかないのは不便極まりない。
枚数構成とか3の倍数判定のサマリーは人数分ついてるが、全く不要。
小さくてもいいから一覧表を人数分付けてくれよ。
元々の素数大富豪はサマリーなどなく全部暗算で行って、素数以外出したら反則負けって感じのようだ。
それが厳しいので簡易版を出したみたいだが、特に簡易版にはなってない印象。
単独で素数のカードは赤になってるが、流石にそれくらいは判別可能。
カードには組み合わせて素数になるカードの種類数が記号で描かれており、また組み合わせて素数になる数字がいくつか描かれている。
正直これらも参考にならない。描かれてる数字が一部だけなのだ。全部書いてよ。その数字持ってればラッキーくらいになってる。
特殊カード増える上級ルールも蛇足としか思えない。
うーん、わざわざこのセット買ってまで遊ぶ意味がないなぁ。
普通にトランプでやればいい気がする。まぁ14以上の数字があるのが利点か。
素数大富豪自体はヤバみあって面白いのでまたやってみたいが。強くはない。
あと素数大富豪のルール見てて、57出したら流せるってルールがあって笑う。
グロタンディーク素数、クイズ勢には有名。
流石に1回でエースさんがギブアップして終了w。
結果:レン 〇、エース、おず
「ミューラ / MIURA」 坂口 勝彦 作
ようやく出たよ新版。新版は初プレー。
基本は打天九のように、打ち出しと同じ枚数出して、勝てないなら捨てる。
違うのは全員裏向きで出して、打ち出しから表にして、勝ってたら自分も表に負けてたらそのまま捨てる。
バッティングというか、心理戦要素がある。
スーパートランプを握ってるように振舞っておいて、あえて弱いの出して他人を降ろすとか。
普通に順出しではできない妙味があるね。
このゲームの良くできてるのは得点方式。
勝ったカード6枚を基準に1枚10点のプラマイ方式。
ただし1枚も勝ててないとマイナス点倍になって120点払い。
この倍含めて全てゼロサムになってるのが面白いところ。
面白いんだけど、何度やってもこうすれば強いってのが分からないな。難しい。
ちょっと残念なのがカードの印刷。
横端まで印刷してるので横からでもカードの色とランクが丸見え。
こんな素人みたいなミスしないで欲しいなぁ。
絵柄はUVスポット加工で豪華なのにな。
結果:レン -210、おず 70、エース 140〇
「スティーブンソンズロケット / Stephenson's Rocket」 Reiner Knizia作
持参初プレー。いつかのゲムマのオークションで落としたやつ。
そろそろ日本語版出そうなので遊ばねばと。
手番で出来ることはシンプルで、都市に置かれたチップを取るか、線路引いて株券貰うか、駅舎置くか。
駅舎置くのは空きマスで、他の駅舎や列車コマと隣接しないマス。
線路は直線か120度カーブのみ(左下間違ってるけど)、伸ばしたらその路線の株券を1枚貰える。
ただし、その際に他の同色の株券持つ人は拒否権行使ができる。
その為には株券捨てる必要があり、何枚使うかを時計回りに宣言、手番プレイヤーは同額で入札可。
ゲーム中決算が3種類あって、
都市に路線が接続(このゲームでは乗り入れでなく隣接マスを通る)したら、その都市のチップを持つ人は1位2000ドル、2位1000ドル。
駅つき都市に路線が接続したら、その路線に駅舎を最も多く置いてる人は、その路線が通る都市・駅付き都市・開始都市1つにつき1000ドル、2位はその半分。
ある路線が他の路線の隣接マスに入ったら合併が起こり、動かした方の路線の株券最も多く持つ人にその路線の通る都市・駅付き都市・開始都市1つにつき1000ドル、2位はその半分。
その後動かした路線が吸収されて消失。株券は2:1交換でアクワイアチック。
中々難しいのが駅舎で、空きマスにしか置けず、路線をそちらに呼び込まないといけない。
他人の駅舎のあるマスに乗り入れると乗客チップもらえて終了時決算に絡めるので、それを狙わせるか、自分で引いてしまうか。
路線を合併させると旧路線に置いてた駅舎も新路線に統合されるので、それによる決算での収入狙っていく感じか。
株券が残り1種になったら終了で、残ってる路線で、最も株券多く持つ人が収入、2位は半分。
駅舎も同様に。
また都市チップには産物が描いてあり、各産物最も多く持つ人に6000ドル、2位に3000ドル。
クニツィアにしてはかなり重めなデザイン。チグユーに近い。
合併や株券交換はかなりアクワイアの影響を受けている雰囲気だが、株券は購入でなく列車動かせば貰えるし、1枚あたりの価値で換金ではなくマジョリティのみ。
序盤何していいか全然分からない。
都市チップもらうか駅舎置くかだが、決算条件きちんと把握しないと混乱する。
なかなか初回プレーから上手く立ち回るのは難しい。
合併されるのが不利益かというと、収入1回貰えるうえに駅舎が統合されるので、上手く使えばどんどん収入を増やしていける。
ただし伸びすぎた路線には決算起こせる駅付き都市が残っていないと収入の機会がないので、終了時得点狙えるかどうか。
今回モーリさんがオレンジ路線をどんどん伸ばしてて、これはヤバいと駅舎を置いて収入に絡めるように。
途中進めてた青路線を合併させて、自分の駅舎統合させて。
終盤は都市チップのマジョリティも見ながら、駅舎マジョリティ抜かれないように動く。
なんとか1位だったけど、駅舎抜かれたら捲られてたかも。
ちょっと分からないのが孤立した路線の株券が消えるタイミング。
どの段階で孤立と見なすかがいまいち分からん。
新たな都市への到達と他の路線に合併させるのが不可能になったらとあるが、線路の角度の関係でこれ以上伸ばせなくても、他の路線が伸びてくる余地があれば孤立してないと見なせるのか?
うーん、分からん。
個人的にクニツィアの重ゲーはあまり得意ではなく、チグユーは苦手だし、バベルの塔は未だによく分かってない。
このゲームもそれらに近い所があるが、まだ分かりやすい方かな。
結果:レン 95000〇、モーリ 73000、エース 67000、おず 42000
「ポートランド / Portland」 Reiner Knizia作
久々。クニツィア作のトランプゲー。1人ティチューだけどw。
1人1デッキ使うのが個性的。
全6ラウンドで、ラウンド開始時に自分のデッキから5枚公開。
手番では1枚めくって5枚のどれかを上書くか、パスするか。
全員パスしたらポーカー役比べて強い順に得点。
勿論ラウンドごとに得点は上がっていく。
各ラウンド最低5枚は使うので、残りの22枚をどう割り振るか。
後半の得点高いラウンドに使うのが強いが、そのために前半捨てるかどうか。
あと1枚これば勝てるって状況で降りるかどうかの選択。
大体欲張って死んでいくけどw。
あとはどの数字が残っているかカウントできると強いね。無理だけど。
結果:レン 31、最上 58〇、エース 58〇、モーリ 36、おず 26
本編おしまい。
吉野家で牛鍋ファミリーサイズ。3人前で780円はお得。満足度高し。
んで二部。
「フォルム・トラヤヌム / Forum Trajanum」 Stefan Feld作
持参初プレー。遊べてよかった。
個人ボードには6×6に市民タイルが裏向きで並ぶ。
毎ラウンド指定された2列から市民タイルを1枚ずつ取り、そのうち1枚を右隣に渡す。
手番では残した1枚か回って来た1枚を使用して資源取って、その後建物タイル1枚建設。
市民タイルからは護民官、建築士、助手、4色の労働者、お金が手に入る。
建物建てるには建築士か対応する色の労働者、もしくはその両方か片方2つが必要。
建築士では灰色のタイルをボードの空きマスに置き、対応するトラックを進めて報酬。
労働者は対応する色の建物タイルを置き、使用済みの市民タイル1枚を中央ボードの建物に対応する色のマスに送り込める。
中央ボードでは、エリア最後の1マス埋めた報酬と、ワシのマスに隣接して置くと毎ラウンド得点、また自分の市民が繋がった最大エリアに応じて毎ラウンド得点。
護民官コマは1つ払えば取る列の指定無視できて、2つ払えば残した市民タイルと回って来たタイル両方使える。
また、市民タイルの中には3種類の特殊絵柄があり、それを取ったら個人ボード上の左側のスペースに置いて特殊能力を得る。
中央ボードでの市民配置制限を無視したり、エリア埋めたボーナス2倍にしたり、1手番に1回お金と護民官と助手を変換できたり。
ただし、毎時代の決算前に1列につき1金払わないと裏向きになって特殊能力消えて、得点も下がる。
時代の決算では、ボードの四隅のクレーンタイルの上の市民取ってればその色の建物ごとに得点。
各横列にある灰色タイルの種類数と、対応する列の特殊能力市民タイルの枚数+1を掛け算したのが得点。
中央ボードでワシのマークの横にある市民で得点。
繋がった自分の市民の数に応じて得点、個人ボード上部のスライドバーで対応する枚数と得点が分かる。隣接数増やすかバーを右にスライドさせると得点が増える。
また、時代ごとに達成目標があり、個人ボード上のタイルの配置と、手元に残ってる資源のセットに応じて得点。これもスライドバー進めるほど貰える得点が増える。
手番でやることはかなりシンプルなんだけど、それが様々な得点や報酬に絡んでくるのでどれをやるか悩ましい系。
なるほど面白い。
建築の回数が限られてるので、上手く2枚分の大きさのタイルを建設したいが、その分建築家や労働者は必要だし、上手く市民タイルを取る位置を調節して2枚分の場所を開けないといけない。
それに加えて達成条件で灰色タイルの並び方とか指定されるのでああしたいこうしたいが増える。
そこらへんはやはりフェルトだなぁ。難しい。
フェルトらしい苦しさは薄めで、賃金払わなくても能力消えて得点効率下がるだけ。
まぁ実質失点してるのと変わらないけど、マイナス感がなくて気が楽w。
特殊能力増やすほど払うお金増えるのが悩ましくていいね。
今回初手でお金・護民官・助手の変換能力取れて楽だった。
が、助手を労働者に変える能力がいつまでも取れなったので、最初の市民タイルで労働者取れなくてひぃってなることが。
涸らしちゃだめだねぇ。折角の建築1回無駄にしちゃった感。
面白かったです。
最上さんに2点負けで悔しい。
結果:レン 104、最上 106〇、おず 97
「オートリオ / Otrio」 Brady Peterson作
初プレー。見た目気になってたアブストラクト。カワダから。
所謂三目並べに近いが、勝ち方が
・同じ大きさを3つ並べる
・大中小の順に並べる
・同じ場所に大中小を3つ置く
の3通り。
最初は3人で。まだこちらは面白い。
次に2人で、これが酷い。
1人あたり対面の2色使い、色ごとに手番来て置くんだが、見逃さない限りほぼ引き分けになる。
説明書の「引き分けになることはほぼありません」に偽り有りだよ。
そりゃリーチしても次の手番までに相手2手番あるんだから防御も簡単。
なんかハメ手があるのかもしれんが。
何が酷いって4人で遊ぶと全部で36コマあるのに置ける場所27か所しかない。
完全に後手不利。そして初手の中央に中コマ配置がセオリー。酷いね。
なんだかなぁ…。
全員が誤訳疑ったが特になさそうだしw。うーん…。
結果1:レン、みくろん、東野〇
結果2:レン、東野 引き分け
おしまい。