やっと書く。

2/2は大久保にて会社関係の業界ボドゲ会でした。

まぁぶっちゃけ自分ゲーム会社勤務なのでゲーム業界なのですが。←
一応場所等クローズドなので詳細は秘密。

色んな方面からの伝手で声優さんや役者さん、漫画家さんなど豪華な面子。
総勢55人!ドタキャン含む。

ボードゲームデザイナーからも、
篠原遊戯重工の篠原さん
カナイ製作所のカナイさん
カワサキファクトリーの川崎さん
などが参加されてます。
川崎さんは自分がとある伝手で知り合ってお誘いしたのですが。

篠原さん以外掲載許可頂いてないですが、もしここご覧になって問題あるようでしたら何かしらの手段でお伝えください。
お会いできて光栄でした。
ラブレター大好きなのでカナイさんに猛烈なラブコールをw。


昼の13時スタートで終電まで、その後残る人は朝までって流れ。

というわけでやったゲームを。


・はげたかのえじき
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初参加の方がいらしたので簡単なのをいくつか見繕って。
まずは4人ではげたかのえじき。
数字が大きければ勝ち、バッティングは無効のシンプルなゲーム。
低い札を捨てに行くタイミングが結構大事。
運よく他が被ってくれるとしてやったりです。


・ラブレター
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えーと、いきなり出落ちくらってますがw。
個人的に去年のベストゲームのラブレター。
運と戦略、理詰めが絶妙なバランスです。
4人プレーなのでさくさく山札削られます。


・大きさ比べ
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シンプルゲー好きなので個人的に結構評価高かったり。
場札、以後は自分のめくった札とのハイ&ロー。
失敗時は順番変えずに山札の下に入れるので順番覚えておければ一気に削れます。
挑戦やめたところの札を場札にするので、必然的に中央付近の絵柄が場札に来やすい。
「またハリネズミかよ…。」と毎回自分の下家談w。


・ベガス
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サイコロ振って出た目でエリアメジャリティを目指すゲーム。
はげたか同様、1位が二人いた場合失効になります。
高い金額の所をせめたいけど、必然と取り合いになるのでそれを避けるもよし。
3個くらいゾロ目出た場合、それを置いてしまうか、とりあえず他を置いてサイコロを手元に残すか。
運だけでなく戦略もあるゲームです。


・Xing
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エクシングじゃなく、バッティング。初プレーです。
篠原さんが持参されてました。
名前の通り先ほどのはげたかやベガスにも似たバッティングゲーム。
4つのボード上に乗った宝石を皆で同時に指さして取り合う。バッティングしたらアウト。
宝石の色によって点数が違い、3種集めると特別点、加えて集めた数が得点になる宝石もあり。
最大の特徴は、獲得した宝石はそのまま点にはならず、手元のボードに置かれます。
そして相手はそのボードを指定して奪うこともできる。
それを防ぐは自分のボードを指定して確保分を得点化する。
これをすると次のターンには参加できません。
毎ラウンド場に宝石を補充、宝石が取られなかったボードにも1つ宝石が追加されるのでどんどん美味しいボードになります。

いやぁ面白かった。
指でさすっていうアナログな方式が最初微妙かと思ったんだけどそれが逆に味を出してていい。
これを入札カードを裏向きで、ってやっちゃったらまったく別の面白さになりそうだ。
ご本人曰く、何よりコンポーネント代が浮くとのことw。

人数ー1のボードがあるので、一人休んでる時は上手く談合すれば全員得点可能。
だが、それを裏切るやつがいる!…自分ですw。

確保分をいつ得点にするかが悩みどころ。
相手にとられちゃ意味ないし、けど参加できなくなるのは痛い。
人のボードを指したのがバッティングすると最悪。
その次確実に得点化されます。

いいゲームでした。篠原さんありがとうございました。

あ、ステマですって書けばステマじゃないってご本人が。←

いや、本当に面白かったですよ。
欲しいけど2000円か…。次回ゲームマーケットにあったら悩もう。


・髑髏と薔薇
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ブラフ&つりあげゲーム。
バラを捲れると思う枚数を宣言して、つりあげ入札。
その枚数薔薇を捲れれば得点。2点で勝ち。
髑髏を捲ってしまうと失敗して手札が減ります。
自分のパネルからめくるので得点するには薔薇を伏せなければいけないが、相手に上乗せされると得点源にされてしまう。
髑髏を伏せていれば相手の得点を防げるが、自分も点を取りに行けない。
なのでセオリーは前半髑髏で相手の手札削ってから薔薇を伏せる。
慣れた人同士だとそれを分かってるんで薔薇を伏せて1って言ったら成功したりするw。

あとは自分で髑髏を伏せて低めに宣言するのが常套策。
上乗せした相手は自分を薔薇だと思ってくれるのでめくってくることが多い。
そこで何枚を宣言するかが中々難しい。
5人戦なら3が際どい所。相手が乗ってこない可能性高いけど、2だとこれ見よがしすぎて逆に疑われたり。

全オープンのバーンナウトが決まるとかっこいいです。
結構成功するんですけどね。2人リーチしてるときがねらい目。


・ペアペア連想ゲーム
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先日5人でやって面白かったので今回は6人で。
与えられたお題についてのヒントを出し合って、自分と同じお題の相手を探す。
他の人にもペアがバレてしまうと減点なので、お題を知っている相手には分かって他には分からないギリギりのラインを探すのが難しい。
曖昧すぎると自分のペアにも伝わらないし…。
あとお題を持っていない?が二人いて、他のプレイヤーをだまして誘導するのが目的。
だが、?がスタートプレイヤーになると非常に難しい。
相手の答えを見てそれっぽいヒントを被せることができないので。
今回は常に?二人でやったけど、?がいるかいないか分からない方が面白いかも。

そのためにもお題カードは二枚組で向い合せてスリーブに入れるのをおススメ。

ちなみにこのとき、上の階でも同じゲームが立ってましたw。


・インカの黄金
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遺跡をみんなで進んでお宝山分け。
同じ障害カードが2枚めくれてしまうとパーティ全滅してしまうので適度なところで確保分のお宝を持ち帰る。
そこは先ほどのXingにも通じるものがあります。
他の人が帰れば帰るほど、山分けの取り分が増えて美味しくなるので帰りたくなくなる悪魔の囁きが…。
最後の一人になってひたすら突き進むときの快感といったらもう。
8人までできるいいゲームです。

2回戦目行く予定でしたが、ごはん(ブリしゃぶ!!)の用意が出来たので一旦休止ww!
そして再開されることはなかったですw。


・ギシンアンキノトウ
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初プレー。
カワサキファクトリーの二人用ゲーム、ギシンアンキノトウ。通称ギシアン。←
いや、あの、ご本人がねw。
ご本人持参の今制作中のコンパクト版、のプロトタイプとのこと。
次回GMには正式版を出されるとのことなのでお楽しみに。

黄色い面が4,3,2,2,1,0の塔がそれぞれあって、
お互いに自分側の2面しか見えない。
自分のターンには一つの塔を選び、マーカーを置く。
マーカーが2つになった塔はそこで終了。
お互いに2つずつ塔を確保したところで終了。
なお、自分の塔が3つ以上になるようにマーカーは置けません。

いやぁこのギミック素晴らしい。
当然4点、3点を取りに行きたいが先に置いてしまうと相手に取られてしまう。
一番面白くしているのが2点の塔を両方取ったら勝ちというルール。
そしてゲーム開始時にお互いに一つの塔を両面確認できるルール。
(本来は裏を見ると数字が書いてあるのですが、今回のは貼り忘れたとのことで両面確認しました。2の塔は対面と側面があるのでそこで微妙に変わってきます。)

写真の状況では左から2番目と一番右のどちらかが4点、もう片方は2か3。
一番左と左から4番目のどちらかが0点、もう片方が1か2。
なので右から2番目を確認したところ2の塔だったので、この塔を取られないようにしながら、
2面見えている塔を両方取れれば4と3、もしくは4と2で勝ち。
戦略通りに嵌って勝つことが出来ました。

まぁそれでももし相手がその2の塔に置いてきたら、こちらはそれを取るしかなく、
その場合相手に4点を取られたら負けるという不利な状況になってしまいましたが。

これも中々いいゲームでした。
二人用ゲーム乏しかったので欲しいなぁ。

色々と裏話なども聞かせて頂きましたが、やっぱりゲーム考える人ってすごいなぁ。
いつか自作ボドゲ作ってみたいところ。
構想はいくつかあるんですけどねぇ。

次回作も見せて頂きましたが中々面白そうでした。
得点計算がまだ難有りのようでしたが。


・カルカソンヌ
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面子新たに4人でカルカソンヌ。
タイルを引いてミープルを乗せて地形を完成させるとミープル回収とともに得点が入ります。
ゲーム終了まで回収できない草原の陣取りが熾烈です。
最大の得点源なので狙いに行きたいけど、ミープル使いすぎると他で足りなくなるし。
自分は緑でしたが、黄色とでっかい草原を相乗りして勝ちました。
安定の面白さです。

・ザックンパック
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川崎さんとカナイさんとご相席。いやはや恐れ多い。
サイコロ振って得た資材を早い者勝ちのタイル取りで、そのタイルに収まるように積む。
正確には収まるタイルを早い者勝ちで取るんですが。
足りなかった分、乗り切らなかった分が減点になります。
右奥の人(たしか川崎さんw)が盛大に爆死されてますがw。


・陰謀
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コア層にもライト層にもウケがいいこのゲーム。
ただ特殊効果カードの種類が多いので覚えるのが最初大変。
自前なのですが、必ず「こんな四角いスリーブあるんだ」言われます。
ええ、切りましたよ。1枚1枚。
1枚置いてはその上の裏側カードをめくる簡単なお仕事。
そして発動する特殊効果に一喜一憂。
楽しいゲームです。


・ハートオブクラウン
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2Fに昇ったら外人の方2名交えてハトクラやってたので見学。
お一人はバイリンガルの方でしたが、もうお一人は日本語できないようで、
英語で説明、及びバイリンガルの方通してルールをインスト中。

一応ゲーム業界もIT業界なのでね、みんな英語少しはできるのですよ。

途中バイリンガルの方が終電で帰られたので代わりに入る。
さて、直轄地をなんと英語で説明したものか
"You can keep your action card on this teritory card if the card's cost is lower than or equal to the teritory card, and you can get back that card to your hand anytime."
とか言ってたかな。英語話すの苦手…。 英会話習いたくなりました。

まぁそんなこんなで自分と右の人が20点貯めてサドンデスになったけど王冠買ったクラムさんに追いつけるはずもなく。

あ、ハトクラの説明してないけど、ドミニオンクローンの国産ゲームです。
自分たちの間ではドミニオンよりも人気があります。というかドミニオンやったことない。←


そこからしばしその外人さん(フィンランドの方らしい)を交えて英語でゲームタイム。
プログラマーだけどボドゲを作ったりもしてるそうで日本独自のゲームをやりたいとのことで色々探してみる。

・ブレインフリッパー
初プレー。写真撮り忘れた…。
カワサキファクトリーの同人ゲーム。
3枚の2×4マスにいくつかドットが入ったカードが両面。
それを使ってお題の形を作るウボンゴ形式のゲームなのですが、
ウボンゴとの最大の違いは、カードを重ねていいこと。
重ねることによってドットが消えたり、思いもよらぬ置き方ができます。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~k-saki/brain-plus/index.html
上は2×3を4枚にした改良版ですが。
また得点システムはXingよろしく、キープするまで点にはならない。
完成した人から得点カードを取るのですが、「2点」「1点」「1点+キープ」の3枚。
で、5点キープしたら勝ち。カードを取れなかったらキープしてない分は没収です。

1人が4点キープした状態でボッシュートくらって負け必死の状態でしたが、
そこから4回連続1位で完成させて、当然「1点+キープ」を毎回確保。
「2点」を重ねる相手の目の前にはキープ外エリアに大量の得点チップがw。
そのまま5回目のキープを取って勝ちました。やったね。

これも面白かったなぁ。欲しい。←
ちなみにこれは川崎さん自前でなく他の方の持参品。

・ラブレター
やはり外国の方にも非常にウケがよかったです。
テキストは日本語なので最初に英語で説明。カード名は英語併記でちょっと助かった。

・貨モッツァ
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はげたかのえじきに似たバッティングゲー。
2隻の船のどちらに載せるかと載せる荷物を選ぶ。
他の人との合計数字が船の数字超えたらバースト。
さらに最大の20点の金塊は1点の金食いねずみと一緒に船に乗ると食べられてしまいます。
また拡張ルールなのですが、これがあった方が絶対面白い、件のバッティングルール。

意外とみんな裏をかき過ぎて大きい船に誰も載せなかったりが多いw。


・グリモワール
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2回目のプレー。
本のページを選んで効果と適応順の入札。
基本小さい数字が早いけど弱い。
ただ、中には順序を逆転する魔法やバッティングにより順序変わったりすることもある。
早く行動できた方が場のカードを選べる枚数が多いので有利。
しかしその分呪文は弱いよ、というジレンマ。
仲間10人かお金10枚集めたら終了。
仲間には行動を有利にする効果や点数底上げ効果などがあります。

このゲーム、見るからに言語依存ゲーなんですが、英語併記なので非常に助かりました。
本の左ページ日本語で右ページ英語っていう親切仕様。
まえやったときイラネーとか思ってごめんなさいw。


・妖精奇譚
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初プレー。
ドラフトで確保した5枚のうち3枚を場に出すだけの簡単ゲーム。
「~の種族を裏にする」とか「~1枚に付きX点になる」とかがシンボライズされているので言語依存なく楽しめます。
の上にさらに英語ルールブックも付属。なんて親切。

まぁそれは置いといて。
点数高いカードは同じ種族のカードを裏にしなければ置けなかったり、
どれでも2枚オープンできるカードはマイナス点だったりと点数の取り方に戦略が必要。
他人のカードを裏にできるカードの強いこと強いこと。
次回やったら確保必死ですわ。

姉妹作の幻影奇譚は持ってるけどまだやってないのよね。


・ハイパーロボット
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えーと、日本のゲーム尽きましたw。
いや、棚には色々あるんだけどね。
ホシリンピックとかすきものとか、巨竜の歯磨きとか最近のは大体。
でもルールしらないからインストできないのよw。しかも英語で。
もっと色々覚えなきゃな。

というわけでここで国外ゲーに。ハイパーロボットやったことないとのことだったのでプレー。
毎度おなじみ、大好きコレ。もはや説明はいるまい。

その外人さん含めて3人で1プレー。
その後面子変わってハイパーロボット好き4人含んだ6人で1プレー。
シルバー入れてさらに1プレー。
以前他のサイトで見たゴールチップ2枚同時ルールで1プレー。

全 勝 !

あぁもう、大好きこのゲーム。脳汁どばどば。
誰か一緒にハイパーロボットナイトしましょう!!←


・ブロックス
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アプリは持ってるけど実物やるのは初。
ブロックを角が接するように置いていく。相手のブロックとは接していい。
陣取りゲームですが、途中から相手が割り込んでこれないようにブロックでガードしていく。
細長いブロックは自分も置ける場所が一気に減る諸刃の剣だと知る…。
対人戦面白いなぁ。買おうかしら。


・赤ずきんは眠らない
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髑髏と薔薇を簡単にしたような。
赤ずきんと親豚、子豚は通常、眠れば得点、罠を張れば得点得られずなのですが、
狼に襲われると、寝ていれば点を取られて、罠を張っていれば逆に点を奪えます。
最大の特徴は点を失った人が次の配役を決めること。
トップに子豚を渡して点数を抑えたり、あえて狼を渡して全員罠の結託を組んだり。
でもそのなかで抜け駆けして点を取りに行ったり、それを見破られて食べられたり。

まぁ大体結託破るの自分ですけどね。←

だって面白いじゃないか。←


・ジャングルスピード
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書き忘れましたが本日2度目。既に朝なので眠い頭で楽しもうw。
同じ形がめくれたらいち早くトーテムを取る。
似た絵柄が多くて難しい難しい。
最近大好きなゲームです。
お手付きすると全員の捨て札回収のきっついお仕置き。




とまぁそんな感じの濃密で長丁場なゲーム会。毎月やってます。
写真撮り忘れたのがあといくつかありそうだけど、まぁいいか。



いやぁボドゲ楽しいなぁ。幸せだ。