浜log行ってきました。

また一時間ほど寝坊したのは置いといて。←


・ ビッグディール
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Raelさん持参品。初プレー。
Raelさんのベスト5に入るボドゲらしい。

株ゲーです。非常に自由度の高い。
自分の手番には山札からカードを引くことだけがマスト。
あとは以下の行動を任意に行えます。
・場に資材を売り買い。4色で色毎に売れるほど価格が上がる。売り買い各3つまで。
・場にカードを売り買い。
・同じカード2枚以上とコスト資材を使って会社を設立。
・カードを手札に戻して会社を畳む。資材は手元に残る。
・会社として出してるカードを除外して値段+50の収入。
・相手の会社のカードを使って乗っ取り競売。

円状に置かれた資材、購入・売却手続き中は立てることで分かりやすくていい。
同じ種類のカード2枚以上と対応する資材を使うことで会社を設立できます。
その状態で自分のターンを迎えると配当がある。

肝は乗っ取り。
相手の会社と同じ種類のカードを手札から出して乗っ取りの競売ができる。
順に価格を提示して折れたほうがその金額払ってカードを譲る。
乗っ取る側は提示額×相手の出している枚数払うので基本的には不利。
奪った会社に対応する資材を持っていれば即設立することで配当分ボーナスがあるのでそれを活用。
ちなみに資材は奪えず、資材の売買や自分の会社を畳むのもいつでも任意。
逆に言えば乗っ取る側は相手にカード1枚を高く買ってもらえるチャンスでもある。

大切なのはリスクヘッジ。
高い金出して会社建てても、所持金が少なくなりすぎると相手に安値で奪われる。
建てた上で相手が乗っ取ろうとしてきても逆に買い取って強化する金額を残して立ち回るのが大事。

もう一個特徴的なのは終盤。
カウントダウンカードが7枚デッキからめくられたら終了で、どの資源もカードも一律で安くなる。
なのでゲームが終わる前に可能な限り売り抜ける。 
どこまで定期収入に賭けて残るかのチキンレース。 

なるほど、株ゲーとしては非常にシンプルで、先述の通り自由度の高いゲーム。
乗っ取りは直接攻撃的な要素だが、乗っ取られることが決して悪いことではなく、お金を稼ぐチャンスでもある。
リスクヘッジや引き際を考えての行動が大事。
いいゲームでした。

株ゲーは嫌いじゃないけど勝てないんよね…。最下位でした。ぐぬぬ。


・Alle meine Tiere
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持参品。初プレー。
シュタウペの2013年作。英語では「All my animals」かな。

3×3に9枚動物を並べます。
裏には「体長」「重量」「絶滅危惧種かどうか」「群生か孤立性か」が書かれていて。
ターンプレイヤーは矢印カードをめくり、書かれている条件を満たす列を探します。
条件は「体長が昇順」「重量が昇順」「絶滅危惧種かどうかが一致」「群生かどうかが一致」の4種。
1か所指定(斜め有)して、オープンして答え合わせ。
正解してたら1枚確保して他は捨てて、補充して次の人。
不正解なら場札戻して、今の矢印カードを次の人に渡す。裏面確認してるのでヒントになる。
全員不正解したら中央1枚とどこか1枚を捨てて、補充。矢印も引き直し。
先に4枚獲得した人が勝ちです。

子供用ファウナというかマニマルズというか。この手軽さがいいね。
絶滅危惧種かどうかは絶滅危惧種マニュアルでレベルなんたら以上とかあるらしいが分からんw。 

これは小学生くらいの子供とやりたいゲームだなぁ。
群生とか分かるかしら。


・ ムード
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Raelさん持参品。初プレー。
けがわさんからのリクエストらしい。
アメリカの傑作パーティーゲームをRaelさんが自作して色付け。

好き嫌いが確実に分かれるゲームとのことで卓に付くまでどんなゲームかも秘密w。
ルール説明後にわにかわさんに「どうして誘ったんですか」言われましたw。

場に9枚の感情カードが置かれます。
「色っぽく」「子供っぽく」「かっこよく」「キレて」「イライラして」「涙ぐんで」など。
そしてターンプレイヤーにはセリフカードが。
もうお分かりですね。
ターンプレイヤーはランダムに引いた番号の感情でそのセリフを読みます。
他のプレイヤーはそれがどの感情かを当てる。

難しいのは似た意味の感情。
「泣きながら」「涙ぐんで」や「キレて」「イライラして」「怒鳴って」など。
それをどう区別して表現するかがカギで。
Raelさんオリジナルルールで似た言葉で色分けしてあって似た言葉3つ以上から当てられたら点数二倍。

個人的にはこういうゲームすごく苦手…なはずなんですが。
事実ヒットマンガは1巡目でリタイアした。
でも最近ダイスDEポンで下ネタ答えるのを厭わなくなった所為かw、今回はあまり苦手意識起きなかったです。
むしろ結構当ててもらえて嬉しかった。

演技するのには慣れてないけどカラオケでセリフに感情込めるのは好きですw。

「ひかえおろう!この紋所が目に入らぬか!」を怒鳴りながら言いましたw。
けがわさんの「色っぽく」に全員「せつなげに」を出してて面白かったw

いやぁ面白かったな、これ。
声優さんや役者さんが多い業界ボドゲ会でやりたいな。
むしろ普段からそういう訓練してそうで楽しんでもらえるかは不明だがw。

自作しようかしら。
なお、自作すると大半の人がアニメ名言バージョンを作ってしまうとのことw。
なるほど、分かるw。


・いかさまゴキブリ
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持参品。このゲームプレー中の写真撮るの難しいw。

世にも珍しいいかさまをするゲーム。
基本的にはウノのようにカードを出して、たまに特殊効果。
違うのは先述の通り、いかさましていいんです。
「床に捨てる」もよし、「袖口に隠す」もよし、「2枚重ねて場に出す」もよし。
しかしプレイヤー1人が担当する「カメムシさん」にばれてはいけません。
ばれてしまったらそのカード回収+カメムシさんから1枚受け取る+次のカメムシさん役になります。

ようはこの「カメムシさん」にばれなければいい。
あとは1手番に1枚、最後の1枚はイカサマ禁止などの細かいルールは守って。

というわけで不思議アクションゲームです。 
どれだけカメムシさんの虚をついてカードを捨てるか。
しかしそればかりに集中すると早い者勝ちで行われるカードの特殊効果についていけない。
場を見つつ、カメムシさんを見つつ、上手く手札を減らしましょう。
特殊効果処理中は逆に捨てるチャンスにも。

そしてカメムシさんはひたすら見張る。
たまに視線をわざと逸らしたりのフェイントをかけたり。
気づけば相手の手札が減ってて非常に悔しいw。

かなりのスキルゲーです。
気づけば机の端や床の上はカードだらけw。

周りの人は「カード落ちたよ」って言っちゃだめですよw。
知らないとよくやるのよw。


・ハイパーロボット
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憧れのけがわさんとのハイパーロボットプレー。←
いや、マジで。
一年前に初めて知って検索していつか一緒にプレーしたいなぁと思ってたのよ。

とりあえず通常ルールで自分、けがわさん、コルトさん、usalapbitさんと。
usalapbitさんはパリノアメリカノウゼンカズラというブログでフランスのボドゲ事情を現地から書かれていた方。

ラスト2個から参加されて、2つとも勝って行かれました。つ、強い…。
写真は終了時で手前が自分、左奥がけがわさん。やや負けですかな。
え?コルトさん…あ、うん。←
がんばれ!!←

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そして2戦目。けがわさんお得意のダブルターゲット。
やっぱり強かったです。数秒差で負けることが数回。悔しいなぁ。
写真は見づらいですが12手で綺麗な手。
これはギリギリ取れたような。
最終ラウンドはトリプルターゲットでusalapbitさんが持っていかれましたw。

ちょっと自分的には不甲斐ない局面が何度かあったのでまたリベンジしたい。
でも中々ここまでガチ対戦できる人がいないのですごく楽しかった。


・世界の英雄たち
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しゅだっちさん持参。初プレー。
しゅだっちさんお得意の超絶彩色。Σ(゚Д゚)スゲェ!!

ルールは結構単純な陣取り。
カードの効果によって「コマを置く」「得点タイルを置く」「戦争をしかける」「お金をもらう」の4アクションを順にしていくだけです。
カードは場の3枚orトップから1枚引くドラフト式。
全て実在の歴史上の人物が描かれていて見てるだけで( ^ω^)ワクワク。
「イエス」「ナポレオン」「マルコポーロ」「織田信長」とか。
そしてそれぞれ関連のある地域に対応付けられてます。いいねぇ。

基本的には陣取りで、各地域最多な人がタイルの合計点を、2位が半分、3位は最小タイルの点数。
戦争ではサイコロを振って出目次第で相手のコマを減らしたり、移動させたり、自分のを増やしたり。
中には自分が減ってしまうハズレ目もあるので運任せ。

7金払えば特殊効果タイルが買えます。早い者勝ちで5枚くらいしかない。

あとターンの最後に2金払えば自分のコマを4つまで隣の地域に移動できる。お金がある限り。
ターンの最後にってのがミソで。得点計算は得点タイルを置いたときなので早めに手を打つのが大事。 

各地域タイルが埋まったところで得点計算が発生するので、発生しそうな地域にコマを集め、自分が勝てそうなところでタイルを置きに行く。
カードによってタイルを置けないものもあるので運にも左右される。
カードはコマを多く置けるがタイル置けない、タイル2枚置けるが置けるコマが少なくお金が手に入らないなどバランスが取れてる。

前半は中央の5地域のみ。4地域埋まったらリセットして全地域で後半戦。

とりあえずセオリー通りに点数の高いところにコマを送り込み、自分の手番でコマを増やして決算して1位になれるように調整。
その代りお金が増えずに特殊効果タイルが買えなかったがまぁよし。
前半戦で1位になるが、当然のごとく後半1位叩きに合うw。ぐぬぬ…。
 
それでも点数高めのアフリカと地中海で1位を取り、他でもいくつか点を取って、
最終的に自手番でアメリカ埋めて終了。自分1位、緑2位で5点差。

既に出てる3枚で5点だったので緑5点、自分2点で3点差。
最大点は4点なので最後で4が出ると緑9点、自分4点で5点差が埋まる。
その場合、カードの文明(得点タイル)数が多いと勝ちなのでこの時点で勝ち確。
そして引いたタイルは0点。結果3点差で勝ちました。

これは中々いいゲームだなぁ。
戦略も運もあって、カードが実在の人物だからすごく納得してゲームができて、テーマが合致してる。

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そしてこの彩色ですよ。素晴らしい。
プレーできてよかったです。


てなところでお開き。
この後はいつも通りジョナサンで二次会。
フォアグラが(゚д゚)ウマーでした。
けがわさん、Raelさん、usalapbitさん、ひろぴさん、ナカタさん、自分、まーさん、コルトさんの非常に濃い卓w。 

クニツィアの話とかアブストラクトの話とか色々聞けて面白かったです。 
そんななか最近のおすすめアブストラクトゲーを教えてもらいました。


・ヤバラス
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「4目並べです。しかし3目を作ったら負けです。」の超シンプルなルール。 
けがわさんが「人間じゃなくコンピューターがルールを作ったゲーム」っていうフレーバーを後回しにして総ブーイング喰らってましたがw。
Raelさんはフレーバーが多くてけがわさんは「いつ説明始まるんだ」って言ってましたがw。
インストはその人の性格が出ますねぇ(・∀・)ニヤニヤ

それはそうとこれはいいゲーム。
本当にシンプルなゲームながら奥が深い。
普通5目並べだと四三を作ったりのセオリーがあるが、このヤバラスの場合、相手が2つ並んでいる先のマスを挟んで2,1の飛びを作れば勝ちが確定する。
王手を連続してその状況を作ればいいという詰将棋的な面もあり。

ナカタさんが理論上最小手で負けてて笑ったw。

これは面白かったのでけがわさんに次回買うとき一緒に買ってくださいとリクエスト。


中々ディープな時間が過ごせました。楽しかった。



というわけで今回の浜logもおしまい。
来月は某社のボドゲ会と被ってて参加できないなぁ…。ぐぬぬ。