先述の通り、GM後はトシさん、ま~さん、Xeilさんと自宅にてボドゲ会。

途中ま~さんの発案で銀座松屋の北海道物産展でソフトクリームやら昼食買ったり。
試食したウニ美味かったな…。
カニ弁当1800円とか思わず買ってしまう。

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蟹大好きなのよ(ΦωΦ)フフフ…



置いといて。



そんなこんなで13時に会場出て自宅着いたのは16時頃になってしまった。
たまにはこういうのも楽しくていいけどね。


というわけで早速ボドゲる。
主に購入品を中心に。


・ ダンジョンオブマンダム
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Xeilさんが購入したオインク版にて。自分も買いましたが。

ダンジョンにモンスターを仕込んだり、装備を外したりしながらチキンレース。
自分の仕込んだモンスターは覚えてるので、どの装備がないとヤバいとかで生き死にを予想。
駄目そうならパスして降りて、残った一人がカードめくってチェック。
装備とモンスターのバランスが絶妙。
今の段階では行けそうだけどあと1枚増やすと無理だろって局面が多い。

500円ゲームズの旧版にくらべると、コンポーネントのクオリティは高いし、
絵もかっこいいが、やはり前回のドット絵の方が好きだなぁ。
あとは対応する装備のマークが白黒になって見辛くなった。

とはいえ面白さは相変わらずで、この内容で2000円なら買いですわ。
初心者にもおすすめの一品。

4人とも均等に点を取り、均等に死んでいきましたw。
やっぱドラゴン引いたときは入れちゃうのが正解か。


・ かれいど
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ミスボドでたまに遊んでるおりぐちさんのサークル桜遊庵の作品。
当然初プレー。
六角形のタイル枠内でエリアマジョリティ。
手番では自分の色タイルをどこかの枠に入れ、追加で枠か無色タイルを配置できます。
どこかの枠が埋まったらその枠を得点計算、その後埋めた人はその枠を好きに回転させます。
ゲーム終了時、三つの枠で出来る中央の六角形でまた得点計算が入ります。
空きマスがあったら不可。

この二段階の得点計算が中々曲者。
枠内のマジョリティを取りつつ、終了時の得点のために周囲のタイルを攻める。
それも回転によって無効化されてしまうので、自分が最後の1枚を埋めたい。
そのためには無色タイルを使って一気に2マス埋めることが必要だし、逆に相手に埋められないために2マス空きで回したくはない。

タイルの入れ方も重要で、隣に居れればマジョリティ取るのには有効だが、回転で無効になりやすく。
一個おきに入れれば回されても無効にならないが、常に1個分しか有効にならない。その代り周囲すべてに牽制できる。

場の流れをコントロールすることも大事。
自分の色を中央に場を広げて行きたいところ。
外周になってしまうと終了時の得点が取りづらいので。

六角形が埋まっていないと点が貰えないので、一人だけで手を伸ばしても効率が悪い。
できるだけ他のプレイヤーと同時に攻めつつ出し抜くことが必要。

かれいどの名の通り万華鏡をテーマにした見た目の華やかさも秀逸。
写真だと青と緑が分かりづらいが、描かれているパターンが違うので区別可能。
全体的に淡い色彩でこれぞ和ゲーって感じ。
外人ウケしそうだな。ヤポンブランドさんどうですかねw?


黄色で初手番。自分の色を3つ入れた六角形を中央にしながら、
下家が緑なのも利用して右へ場を伸ばして行く。
中央のタイルで1位を取りながら、周囲に攻めて終了時の点数と枠内での2位狙い。
左下には赤との熱い駆け引きが見て取れます。
左上は埋めた緑に回されてその下の終了時点が減ってしまった…。
 
結果赤と数点差で勝利。
最後の数手番は色々計算しつつ、一手足りないかという状況。
非常にやきもきして熱かった。

これはいいゲームでした。面白かった。
得点が8点4点なのもどこで同着が出ても割り切れるようになっててなるほどって感じ。 

桜遊庵、要チェックです(軽くステマ)。



・ことばば
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こちらも当然初プレー。
ワードバスケットをババ抜きにした感じ。
隣の人から1枚引いて、それを含んだ単語を手札から作ります。
ことばばカードが5枚入っていて枚数によって効果が変わる。
1枚はワイルドで使っても回収、2枚は除外して引き直し、3枚は自分以外2ドローして2枚は除外、4枚揃えたら強制勝ち。
ことばば4枚除外された時点で最後の1枚持ってる人が負け。残り枚数に応じて順位づけ。

やってることはワーバスに近いので楽しくないわけがない。
ワーバスとは違って単語の全文字使わなきゃいけないから難しい。
制限時間つけるべき。30秒でやりました。

基本ババ抜きなので手札なくせば勝ち抜け。
ボドゲで最下位決めるってあんまりないよね。点数制にすべきか。

勝ち抜けしたとしてもことばば4枚揃えられたら負けるってことかな。
うーん、そこらへんがなんかもやもやする。

ただまぁ、ワードゲーム好きなので楽しめました。
手札が少なくなってくると以下に手札を1枚以下にするかを30秒で考えるゲームに。
脳汁出るわぁ。楽しい。



・漢獣
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四字熟語推理ゲーム。当然初プレー。

事前情報で見てシンプルな見た目に戸惑ったが、ワードゲームと推理ゲームどちらも好きなので会場でちょっと悩んで結局購入。

いやぁこれが大当たり。

基本的にはスルースのように手番には相手にヒントを出してもらう。
・N文字目の部首
・N文字目の画数
・総画数
・ひらがなでの文字数
・濁点の数
・漢数字の合計 

カードの裏面は四聖獣が描かれていて、それぞれ大体の総画数に対応。
プレイヤーお題2枚持ちで、1回の質問で両方にヒント出します。

一番のヒントはやはり部首なのでそこを中心に。
部首と言っても書かれてるのは部首名でなくそのパーツ名。「きへん」ではなく「き」。曖昧化。妙。
中にはこの漢字の部首これなの!?ってのもあるので攪乱になるし、
逆にこれ聞かれたらやばいって部首も。

初手番にトシさんに4文字目の部首聞いたところ「音」と返ってきたので速攻で「異口同音」を当てましたw。
Xeilさんの1文字目「支」で「支離滅裂」が分かったが、手番的にトシさんに先取された。
この運ゲー感もヒント系推理ゲームの味ですな。

後半は中々厳しい展開。部首4文字出ても中々出て来ず。
その分分かった時の爽快感がすごい。
「言」「言」「しんにょう」「斤」から正解が分かった時とか気持ち良すぎた。

ここまで解けた爽快感が味わえる推理ゲームってなかなかない。
百科審議官で相手の条件が分かった時に近いが、あれよりも手軽。

初手2枚は5枚引いて2枚選ぶ、難しい方に秘宝を持たせてそちらがメインの勝利条件、とゲーム性を上げる工夫もされてます。

これはしばらくヘビロテの予感。

ただしクイズ系なので問題使い切ったら覚えちゃって使えなくなりそう。
そのためにも2バージョン販売で総数増やしてるんだが。両方買って正解。
なんなら自作してもいいしね。そのうち更に拡張出してくれると予想。覚えきれないくらいに。

というわけで今のところ今回のベストゲームです。
対戦相手募集中!



・キャンディーチェイサー
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グランディング新作。当然初。
えー、GMレビューは辛口で行くと決めてますので言わせてもらいますと、
これゲームになってるか?ってレベル。

一言で言うなら10分で終わるアンダーカバー。以上。
もうちょっと言うなら、アンダーカバーをひたすらそぎ落として、最後の推理の重みを上げまくったゲーム。

手番ではサイコロ振って出た目に応じて5色のどれかを上げ下げ。
プレイヤーそれぞれ対応色が決まっていて正体隠匿。
どれかがMAXまで行ったら推理。
当たれば相手脱落。外せば自分脱落。推理しなくてもいい。
当てれば何度でも推理可能。当てた・外したカードは非公開。
その後残ってる中で一番進んでる人が勝ち。同点は赤側優先。

とりあえずルール読んだときから全員不安。これゲームになるの?と。

1戦目。予想通り全員適当に万遍なく上げ下げ。
全部リーチになったくらいで誰かがゴール。その次の人から推理だからゴールさせた人の動向も見れないし。
まぁ負けてる人は勘で誰かトップを殺しに行くしかないわけで。はい、ハズレ。負け。

2戦目。全員ちょっとプレイングを変えて。
一応全員の動向に注目してみる。なんとなく見えるところは見えた。
見るべきは下位を上げた人。それで大体当たりつけて他にも怪しければ確定。
んで二人当てた上で、一色完全に死んでたので残り潰して勝ち。

3戦目。トシさんが早期に赤をゴール。
あ、これ本当に赤だな、と読んで当てる。 
ま~さんも黄色を救ってたのがあったので当てる。
後はXeilさんだが、あとは自分と同点で赤側にいる緑か、ちょっと下に居る紫。
緑当てに行っても、相手が紫と読んで行かなくても一緒と見て緑選択。ハズレて負け。

ちょっと感想戦したら、Xeilさんは何色が脱落したか知らないから当てに行かない方がいい、と。
なるほど確かに。
 
んー、そこを考えたらゲームになってるかも。
ただし、全員が自色ゴールを狙いつつ、 推理することが前提。
複数人が推理のみに走るとゲームにならない気がする。適当推理が当たるかのじゃんげんゲー。


まぁそれを許容してしまえばワンナイト人狼より短時間で正体隠匿が楽しめるゲームなのかも。
楽しめるかどうかはプレイヤー次第ってのも人狼と一緒か。

あとはあれか、他人の色を進めることはあっても自分の色を戻すことはあまりないって考えてチェックするか。


あ、一応言っておきますが、嫌いじゃないです
ノリゲー、バカゲー、運ゲー、ライトゲー大好きな自分なので。
まぁ好んでやろうとも思わないですが。

ただ、これを許容できないボードゲーマーは多いんじゃないかな。 


アンダーカバーやりたいけど時間かかるんだよなぁって人にはいいかもしれません。
ただし自分はその場合は脱獄ゲームやります。ハヨーさんの。


少なくとも同人ゲーでかなりのクオリティのゲームが増えてる中、グランディングが企業としてこれを出すのはちょっとどうなのよ、と思う。




ここでXeilさん帰宅。
残った3人で1ゲームくらい。


・ビッグショット
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ランドルフの競りゲー。買って初プレー。
ヤフオクでちょっと高くなってるゲーム。
競り+ボード使ったハゲタカという話。

サイコロ振ってコマが進んだ先にある4つのキューブの分配権を競る。
勝った人は4つのキューブをボードの好きなブロックに分配。
各ブロックはキューブ7個でMAXで得点計算。
最多が勝つが、同数は無効になる。ハゲタカ的。というかベガス的。

更に特徴的なのが、このゲーム収入がゼロです。
できるのは借金のみ。
手形一個10金返しで、借りれる額は9金8金7金…と下がっていく。
なので最大45金。これを考えないと後半使い切って何もできず、
借りた回数×10金の返済も考えておかないと勝てません。
これ本当にランドルフ?って思いたくなるカツカツさ。

勝負に行くべきところは勝負に行かざるを得ず、気づけば借金地獄に…。
最後の2回の借金は無駄だったなぁ。競りに参加するために借りたが、所持金的に敵わないの分かってたし。

相場は大体7金前後かな。なんか前半14金とか飛び交ってて大失敗w。

2回目からが本番のゲームかもw。

上級ルールだと所持金非公開、借金タイミング限定とか更に厳しく…。
カツカツ感を楽しみたい人にはおススメw。



というわけで自宅会終了。
3人ともありがとうございました。

特に何気に3日とも一緒に遊んでたXeilさんにw。 



しばらくは戦利品消化に努めたいねー。
あと積みゲーも…。