夜会終了後5時くらいに寝て、昼前に起きてバンガードへ。

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「ギャンブラー」 Jeffrey Breslow, Howard J. Morrison, Rouben Terzian作 

初プレー。
シンプルそうだから気になってたダイスゲー。

手番では手持ちのダイスじゃらっと振って、ボード上のマスに対応する目があれば1個以上置く。
ボードは左から詰めて置き、指定の目が書いてある。
その後、再度振るか手番を流す。
んでその列の最後の1マスを埋めた場合、右の点数が貰える。
黒い数字はマイナス。出したくないね。
手持ちダイスは限られてるので最初は1個置きで様子を見て、点が取れそうな所で振り直して取っていく。
マイナスばっかりのボードもあったりで面白い。

ラストのボードになって1位だったので、ほっとけば勝てるかな、とすぐ抜けたら二位に高得点取られてまくられた。
うーむ、ちょっとチキンすぎたか。

これはシンプルで面白い。
点を取りに行くタイミング、早めに手持ち使い切ってマイナスを避けるタイミングがあり、
ボード上の有効な目の確率なども考えて振り続けるかを選ぶ介入要素で、ダイス運とのバランスがいい感じ。


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「カンパニー」 坂上 卓史 作

坂上さんのデビュー作。初プレー。
経済を取り入れたドミニオンってのは聞いてたが。

最大の違いはカードの他に商品が買え、アクション数の他に売却数が存在。
商品の売り値は他の人が売ったり、カードの効果で変わる。
商品自体はいつでも買えるが、所有上限が決まっており、
売ることで勝利点になるカードを獲得できるが、売ったお金はターン終了時に消えるので2個同時に売らないといいカードにはできない。
安く買って高く売りたいものだが、後半は商品買うためのお金は余るので高く買って高く売るでいい。
勝利点になるカードは同時に価格の高いお金にもなるのでこれを買わないとゲームが進まない。
所有している不動産によって自ターンにお金を払う必要があり、払えない・払わないなら負債(マイナス点の呪い)を負う。
場合によっては負債を負ってでもお金をカード購入に回して後から負債返した方がよかったり。

基本ルールでまず一戦。
どう考えても+2ドローの『企画』が強いので積極的に買う。
デッキを回しまくるも、めぐりが悪くあまり効率よく動けず、
Raelさんが先に勝利だったかな。

二戦目は上級ルールで特殊能力のある経営者カードを一枚ずつピックアップ。 
どうかんがえても強いだろうと思った投資家(自分は1枚1金を除外して、他人は1金を取得)をピック。
圧縮メインで戦って、最高点のカードをほぼ独占して勝利。
最終的な総デッキ枚数18枚。 うち8枚勝利点(兼お金)。

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ドミニオンとかと違って勝利点がお金になるからどんどん取りに行けるのが楽。
毎ターンデッキ使い切る感じで回せました。

他の人は1金を押し付けられたせいで動きが鈍く、圧勝。
案の定、投資家は強キャラだった。

内容とテーマが合致してていいね。
営業増やせば売れる数が増え、倉庫買えば収容数が増え、
まぁ企画増えすぎだけどw。

ちょっとビジネスっぽくないのは人件費がかからないことかな。
これにバーンレートの要素入れたらもっとビジネスっぽくなりそう。
まぁビジネスっぽいゲームがいいわけではないんだけれど。

面白かったです。


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「ロータリースター」 

Orionというゲームの日本語版。持参初プレー。
Orionは知ってるけど日本語版出てるのは知らなかったという人多し。 
そして昭和のお約束、ルールは改悪されてるよ!

見ての通り回転するローターの周りにコマを入れ、ローターを回すことでそれを移動させる。

Orion自体はいくつかゲームができるんだけど、そのうちの一個を改悪。
自分の手前のコマ6個を反対側に移したら勝ちだが、その移動数がサイコロ次第。
元ルールだと基本3回で、サイコロ振ってその数にしてもいいなので、
いざってときに運が良ければ得するって感じのルール。
まったく、日本の会社はどうして改悪ばっかりするのかね。 

ゲームの感想は『運ゲー』でした。当たり前だ。

元のルールはバランスのいいアブストラクトばかりらしいのでそのうち訳してリベンジします。


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「宝石の煌き」 Marc André作

最近話題の宝石の煌き。レポ遅れてるうちにSDJノミネートされてしまいましたね。
初プレー。

手番では色違いのチップ3つ取るか、4つ以上ある同色チップ2個取るか、場のカードキープしてワイルドの金チップ取るか、チップ払って対応するコストのカードを取る。
取ったカードに書いてある宝石は以後、チップと同じくプラスして数える拡大再生産。
指定された色のカードを指定枚数集めると貴族タイルもらえてこれも得点。
カードはレベル1,2,3と4枚ずつ並んでて、上の方が点数が高いがコストも多い。 
15点集めたら1ラウンドやって高い人が勝ち。

なんとも単純なルールながら、切れ味がよく、
セットコレクション系拡大再生産を極限まで洗練させたといった感じ。
いえろ~さんが貴族タイルが強いと言うのでカードで点を取りながら狙ってみたが、
レベル1のカードを大量に買って枚数を増やしたいえろ~さんに先に取られてしまう。
その隙にレベル1をほとんど買わずにカードで点数を稼いだ新井さんが15点取ってみんな( ゚д゚)ポカーン。

それにしてもいえろ~さんは貴族以外点数ほぼ0だったのには思わずつっこんでしまったよw。

これはいいね。手軽な割には達成感もあってプレーしたくなる。
値段がちょっと高いのがなぁ。
チップが立派なので値段が上がってるんだが、特に文句言ってる人はいないね。
小早川や地獄の窯と比べて、ゲームの主に絡む部分だからだろうな。

これはとりあえず持っておいて損はないゲームかな。
時間が浮いたときにとりあえずやろうって存在になりうるね。


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「トンガボンガ」 Stefan Dorra作 

持参品。初プレー。
人が振ったダイスを競り落とし、その目を使ってボードを進む。
んで競りなんだが、お金でサイコロを競るのではなく、サイコロでお金を競る。

各自順に自分の船の絵の前にお金を積み、振ったサイコロをその前に置いて主張。
低い目は高い目で押しのけられて収入が下がる、もしくは0になる。
いいダイスを置いてもらうにはお金を高く積みたいし、お金を温存したいなら最低1個くらい置いて貰える額を出しておくくらい。

あとはレースです。他の人より早く島を回れば多くお金が貰えて、
4つ島を回ってスタート地点に帰ってきたら同手番中に帰った人の中で所持金多い人が勝ち。
と思ってたけど本当はゴールしてなくてもお金多かったら勝ちだったのね。失礼。


序盤は結構みんな適当にお金を出し、中盤は収入を考えて適量、
終盤はお金残して勝つためにみんな絞り出す。面白いなw。

その結果、一番お金持ってた人が手番順の妙でゴールに一歩足らずで締め出され、
いえろ~さんに1金差で負けました。ぐぉぉ悔しい。

なかなか新鮮なゲームでした。ドラらしいや。


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「ヤニブ」

草場さんが来られてたのでやってみたかったヤニブをリクエスト。
トランプゲームです。人数多かったので2セット使用。
裏地違うトランプ混ぜて使うのは何となく目から鱗。

手札から1枚以上の同数字か、同じスートの階段3枚以上を出す。
その後山札か、前の人の出した札の左端か右端を手札に入れる。
バンジーやジンラミーのように、手札の合計が5以下になり、勝てると思ったら宣言する。 
1順した後に全員公開で、自分が最小値なら勝ちで0点に。
より低い数字がいたら残り数字+30点喰らいます。あ、ミゼールね。

失点合計が100を超えた人が出たら負けだが、
失点合計が50の倍数の点になったら失点が半分になる。 
まぁおまけですな、これは。

これは面白かったなぁ。
途中ほぼ天和な手で速攻ヤニブ宣言されてアホみたいなマイナス喰らったがw。

積極的に広めたいゲームです。 



ここでこの日は終了。


その後、いえろ~さん、Raelさん、草場さんと4人で二次会へ。
なんか恐れ多い面子だw。