この日は3人でランダム積みゲ会。

エクセルマクロ改良してプレーしたゲームを未プレーマーク消すようにしたよ。
つか最初からしとけよ。

この日の面子はみよさんとケンゴ君。
もう一人はトシさん予定だったがドタキャンくらったぜ…。


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「プリンチパート / Principato」 Touko Tahkokallio作

手持ちの2枚のカードの使用と交換を行いながら街や設備を強化していく。
手番には2アクションで使用か交換。
カードによっては使用後即交換もするものも。
強力なカードを他の人に渡さないように使用後すぐに交換で回収したり、
場に並んだカードは1枚流れるので消えてしまうカードと交換することで他人に渡さずに流してしまったり。
カードにはお金や食料が一定数得られるものと持ってる生産設備分得られるもの。
その他戦力になるカタパルトや傭兵・民兵、得点タイル獲得など。
カタパルトは永続で使えるが高く、傭兵・民兵はいくらでも増やせるがお金や食料が足りないとマイナスになる。
これによってキーカードが引かれたら起こる決算時の戦争点と得点タイルによる点数を得ていく。
また、ゲーム開始時に自分だけの得点条件も持ってる。

今回はカタパルトが1個1点のカードと特定の得点タイルを組み合わせて持ってると得点のカード。
なのでカタパルト重視で早期から増やす。その分生産が疎かになるが、少しずつ増やして写真のところまで。
+が書いてあるのが生産設備。マーク2つ書いてあるのが倉庫。
+の数だけ増えるが、倉庫を超える分は持てない。 

得点タイルは一番点数の低いタイルを4枚。これは持ってたカードの条件に入ってたが、
もう1種類の条件になる点数タイルが出てこない。1枚はケンゴ君が飼い殺してるし。
最後の最後で放出されて1枚だけ獲得。終了後山札見たらまだ2枚あった。

結果は得点タイルの高得点を取って稼いだケンゴ君勝ちだったかな。

周りが言うほど悪くはないゲームだったと思う。
戦略に幅がないので似通うってのはあるが。



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「航海の日々」 自由楽暇

カード8枚とおはじきトークンだけのゲーム。
カードには数字が5個書かれている。
全員握り競りしてからカード1枚オープン。
競りで1番多く握った人は一番左の数字の数のおはじきを、
2番目の人は2番目の数字の数のおはじきを払う。以下略。
ただし寄港カードが出た場合、握った額全額払った後、
それまでにめくったカード枚数分のおはじきを獲得。 
カード見れば分かるように、順位によって払う金額が違い、
カードごとに偏ってるので残りのカードを考えて握る。
 
順風は3枚あって、1位が0払いなので順風が多く残ってれば1位を取りに行きたい。
でも寄港が出るとボッシュート。そんなジレンマ。 
握った分が支払いに足りないと脱落なので最低でも飛ばない分は握りたい。

これは中々シンプルながら悩みどころがあっていいぞ。
ただ、バッティングゲーに近いので3人向けではなかったね。
4人5人でまたプレーしたい。


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「Pocket Punch No.4」

地雷キタ━(゚∀゚)━!
3つのゲームが遊べるポケットパンチ。
一番面白そうなゲームは一人用だったのでパスw!

「生録!アフリカゲーム」
プレイヤーごとに指示される場所に行き、サイコロを振り特定の目を出して音声を録音。
その後ゴールすれば勝ち。
だがしかし、サイコロで1を出すたびに指示される場所が変わる!

うん、ひどい!
折角着いたと思ったら目的地が変わる!辛い!
ちなみにゴール直前に録音テープを失くすマスが…。 


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「ジョーズにディープゲーム」
船から海に潜る。ダイス振って目の数進む。
中央のサメゾーンに入るとサメが動き出す。
隣のプレイヤーが交代でサイコロを振ってサメコマを動かす。
同じマスに入ると食われて船へ。
しかもサメは最初のターンは2回連続で動く!

サメが左右どちらかで誰かを食べた隙に反対側から潜りましょう。
あとは運ゲー!祈れ!

だがしかし、なんと帰りもあるのだ…。 

協議終了しましたw。


いやぁ、ひどいねぇ。楽しいw。

これが全30種類あるんだぜ…。

持ってるのは7個だけだが。



これがランダム積みゲ会だ!


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「オービット / ORBIT」 Alex Randolph作

ランドルフのオービット。「オービット」「ハルン」「コロナ」の3作が遊べます。
「ハルン」と「コロナ」は元々それぞれ別の会社から出ていて、
それに初級の「オービット」を足して出したのがこの「オービット」。
このうち「オービット」と「ハルン」を遊ぶ。

「オービット」
最も初級向けゲーム。
6個の台座(惑星)と対応する色のダイス、矢印ダイス、各自のコマを使用。
全員ポットに1金払ってラウンド開始。
親は惑星を適当に配置した後、ダイスを全部振る。
まずは矢印ダイスによって今回時計回りか反時計回りかが決まる。
同時に色の順序も決まる。枠外参照。時計回りだと赤から。
各惑星をその色のダイスの目だけ決まった方向に動かす。
まず探すのは3つの惑星が重なる瞬間。最後に入ってきた惑星を探す。
それがなければ2つ重なる場所を探し、入ってきた惑星を探す。
見つけた惑星に自分のコマを置く。早い者勝ち。
惑星が3つ重なる場合、ポットのチップ全部を。
2つ重なる場合、相手の惑星に置いてる人がいればその人から、なければポットから1チップを。 

惑星が3つ重なった瞬間にラウンド終了なので、
早い者勝ちで負けた時はその3つ目の惑星より先に動いて、なおかつ1点稼げる惑星を探す。

シンプルですな。だが実は苦手w。
みよさんが強かった。


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「ハルン」
こちらはアバロンヒルから出ているムーンスターのリメイク。
正確には「コロナ」が最初にあって、それを「ムーンスター」でリメイク。
その後「ハルン」が再度コロナの入門版として出版され、まとめられて「オービット」に。 
分かりにくい!

こちらは7個の惑星と4つの衛星を使用。 
7つ振ったダイスをそれぞれ惑星に当てはめ、左右どちらかにその数移動。
黒い衛星のマスに止まれば2点、赤い衛星のマスに止まれば1点。
で、プレイヤーは時間内に何点取れるかをビッドする。
一番大きいビッドをした人が実演。更新可能。
このビッドシステムは後にハイパーロボットに引き継がれました。

これのルールはムーンスターとほぼ一緒。
ムーンスターはこれに加え拡張ルールがいっぱいあった。

 
とりあえず夜中の頭でやるゲームじゃなかったね。
全員頭痛w。
でも12点くらいは結構取れるもんで。

ちなみに「コロナ」は最終位置じゃなく、移動の過程で他の惑星と重なるとポイントが入ります。
もう勘弁してくださいw。

なお、ムーンスターだと惑星と衛星がいっぱい増やせます。
も、もう勘弁(ry


( ゚∀゚)・∵. グハッ!!


あ、ちなみにオービットに入ってるチップはブラックウィーンと同一なので足りなくなった人はこっちから借りるといいよw。
72個くらいある。


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「イル・ベッキオ /  Il Vecchio」 Rüdiger Dorn作 

今を輝くドーン先生の2012年作。ドーン歩きではない。
マップ上の自分のコマをお金を払って動かし、倒すことでアクションを実行。
円柱コマのある位置だと対応するタイルやお金を獲得。
小さい町だとお金が貰える。
段々倒していくと使えるコマが減るのでどこかで起こすアクションを選択。
もしくは手持ちのコマをマップに配置するアクション。ルイ14世っぽいね。
また、ボード隅の四角に繋がる街ではお金とタイルを払うことでその街にコマを送り込める。
すると勝利点を獲得し、使い切り効果のタイルを1枚選んで取れる。
マップ中央の街ではコマをマス目に配置して、2種類のタイルどちらかが取れる。
左側は特殊能力。永続効果でかなり強い。なお全員1枚持ちスタート。
右側は得点条件。取ると得点チャンスが増える。
ゲーム開始時は特殊能力が値段が高く、中盤からは逆転する。

なのでどこまで特殊能力で強化し、どこから得点を取りに行くか。
そのタイミングと値段との兼ね合いが悩みどころ。
当然特殊能力は早めに取った方が強い。が最初は高いのね。

この特殊能力がかなり強くて。
特定のタイル獲得時に2枚取れたり、マップにコマ増やすときに2つ増やせたり。

特に強かったのはケンゴ君が初手で引いたタイル。
司教タイルを2枚取るアクションを行うと車輪タイルとお金が付いてくる。
司教タイルは円柱コマがない場所でもコマがあればタイルを獲得できる。しかもコマを倒さない。
車輪タイルは移動が1回タダになる。好きなだけ移動可。

この司教タイルによって司教タイルを2枚取るアクションを実行できるので、
実質司教タイル1枚+車輪タイル+お金がタダでもらえる。何それずるい。

ちなみに自分が持ってたのはヘルメットのタイルを取るともう1枚貰えるもの。
何この効果の差は。
いや、まぁ自分のタイルもそれなりには活躍したんだが。終始お金に困る。
お金を取るには赤い円柱の所でコマ倒して5金か、小さい町でコマ倒して3金。
どちらにせよ手番を使う。
これに対して件の司教タイル取る場合は純粋に2金付いてくる。ひどい。
しかもお金の使い道には移動があるのでそれも車輪タイルで賄える。ひどい。

とはいうものの、プレー感はかなり面白かった。
ルイ14世のコマ数管理の感じとイスタンブールのアクションのために移動していく感じ。
そのエッセンスが感じられた。
特殊効果タイル獲得していくのもどっちにも近いね。

個人的にはかなり好きな感じのシステム。 
またプレーして再評価したい。バランスどうなんだろなぁ。



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「ティルト / TiLT」

パチーシと蛇と梯子を合わせてバランスゲームの概念をプラス。
まずは6を振らないとスタートできません。パチーシですね。
他のボールと同じ場所に入ると元あったボールをホームエリアに戻します。パチーシですね。
んで、ボード全体がシーソーのようになっていて、ボールの重みでどちらかに傾く。
すると溝のマスにあったボールが傾きによって移動する。
これによってショートカットできたり、戻されたり。
場合によってはボッシュートされることも。
複数あるボールをなるべく相手にヒットされないように、
かつショートカットしやすいように動かしていくのがポイント。 

内容は、まぁ淡々としてますw。
たまにショートカットとかするとよっしゃあってなる。

ヤフオクにたまに出てますが結構高い。
おもちゃ屋で見つけた時は嬉しかったな。

続編のスーパーティルトは以前柏木でプレー済み。



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「ルジェノワール / Rouge et Noir」  高天原

高天原の同人作品。デザインが素敵。
各自5枚のカードを所持。2枚は裏表黒、2枚は裏表赤、1枚は赤黒リバーシブル。
親は1枚選び、ついたてで隠しながら場に伏せてオープン。
子はそのカードの裏の色を当てる。
非常に単純な心理戦。
1枚しかない裏表の異なるカードをどこで使うか。
子の側も1枚ずつカードを使っていくので、使い方によっては親の手札が分かっていても出せないってことも。

中々面白かった。でもちょっとシンプルすぎるかな。
個人的には裏表違うカードも2枚あるくらいがよさそうだと感じた。
1枚しかないと初手から裏をかくってことができないので。

デザインが厨二心をくすぐってかなり好き。


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「うそつきばかり」 篠原遊戯重工 

手番では黒い袋にいっぱい入ったチップを好きなだけ掴んで白い袋へ。
白い袋のチップの方が多くなったと思ったタイミングでダウトをかける。
チップをわざわざ数える必要はなく、白い袋のチップを付属の木枠へどばっと。
均して収まれば半分以下、収まらなければ半分より多い。よく出来てる。

ただ、半分超えたかの判断材料が直前の自分のターンでの重量と、
そこからの移動量での勘なのでちょっと不明瞭かなぁ。
ちなみに移動させるチップは見せても見せなくてもいいです。
ギリギリの均衡状態から大量に移すふりしてちょっとだけとか、
実は大量に移していて次の人確実にアウトとかを楽しめるのかな。

何はともあれ、大量の金属製のチップのズシっとした重量感と、
何より数えてる途中が楽しいね。
これは入るか、入るのか!・・・アウトー!!みたいな。

ワイワイ楽しみましょう。




おしまい。

寝て起きて3人で電車移動。
ケンゴ君は帰宅。みよさんと自分は下北沢へ。