sasaoyajiさん主催の大田非電脳に初参加。

といってもミスボドと同じ会場ですけどね。
面子も大体一緒w。
普段ミスボドの受付に使ってる部屋だからなんか人少なく感じるけど決してそんなことはないw。 

 
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「FBI / Commissario」 Wolfgang Kramer, Horst-Rainer Rösner作 

持参初プレー。クラマーとレーズナーの共作。
このコンビだと他にはタイクーンがありますね。リメイクのエルカピタンも。

山札から人数の倍のカードを引いて場に色別に分けます。
このカードを取り合うのですが、まずは手番決め。
スタートプレイヤーから順に自分の得点カードから1枚を出す。
大きい数字を出せば手番が早くなるが点が減る。
マイナスのカードを捨てれば手番は遅いが点数が増える。
まずここで1つ痺れるね。
その後全員秘密裏に色を2色決定。場を見て美味しそうな所、取れそうな所を選ぼう。
んで手番順に2枚のうち1枚をオープンして対応する場所の1番大きい数字のカードを取る。 
1順終わったら2巡目は逆順。1番だからって必ずしもいいわけではない。
取れるカードがあるならばマイナスカードでも取らなければいけない。
山札尽きたらラストラウンド。
終了後、各色合計値が1番大きい人にボーナスカードが分配される。
んで合計点が高い人が勝ち。

これは予想以上に面白いぞ。
得点を取るか手番順を取ってさらに上の点を取るかの選択。
手番順を考えてのバッティング読みの心理戦が熱い。
色ごとにボーナスの得点が違うのでそこも意識させられる。

なんでこんな面白いのに全然知られてないんだろう? 


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「バナナ共和国 / Banana Republic」 Doris Matthäus Frank Nestel作

ドリス&フランクコンビ。初プレー。
先日やったゴーストフォーセールのように交代でカードを置いて総額で競る。
特徴として、カードを置いた後に得点カードのいずれか1枚、もしくはいずれかの列に置かれた全てのカードを見ることができる。
見た場所には印としてキューブを置く。再確認は可能にしてます。
最初は得点の高い場所を探し、人の出したカードを見ながら勝てそうな場所を狙う。
お金にはドルとバナナ紙幣の2種類。
ドルは高額ですが、同じ列にジャーナリストがいると価値を失います。
また暗殺者のカードが単独でいると得点カード(政治家)が殺されてしまう。
暗殺者が2枚以上いれば相殺しあって無事。
またボディーガードは暗殺者1人を取り除く。その結果2枚から1枚に減って政治家死亡ってこともw。

ラウンド開始時に各自共通の手札からランダムに2枚抜かれて開始。
抜かれたカードは自分と右隣のプレイヤーだけが知ってます。
次のラウンドではさっき抜かれたカードと手札に残った1枚のカード以外から2枚抜かれる。
次のラウンド確実に攻めたいなら強いカードを残しておくのもあり。 

これは中々渋くていい感じ。
どこの情報を見るか、見た情報を考えてどこを攻めるか、いつ攻めるか。
焦点はジャーナリスト。ジャーナリストのいる列ではバナナ紙幣を置きたい。
逆にバナナ紙幣ばかり置かれていたら相手がジャーナリストを置く気だと疑う。
うまく迷彩かけて散らしたいところ。

派手なところはないけれど渋くて唸るいいゲームでした。

ところでこの形式何て言うんだっけ。非公開入札? 
やってることは要はエリアマジョリティだけども。


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「ザップゼラップ / Zapp Zerapp」 Heinz Meister, Klaus Zoch作

持参初プレー。音ゲーというか感触ゲーというか。
場の中央には木製のケースが13個。それぞれ1~13個の玉が入ってる。
ラウンド開始時に誰かがサイコロを2個振り、全員同時にその目と同じ数の玉の入ったケースを探す。
根拠は重さと振った感覚。
全員選び終わったら同時に裏返すと数が書かれている。
サイコロの目よりも大きい数を引いた人は進めない。
サイコロの目以下の数を引いた人は近い順からその数コマを進める。
コマは引いた数と同じだけ進め、誰かのコマを追い越すとそのコマをスタートに戻す。凶悪。
自分のコマと同じ色のマスは安全地帯で戻されない。
中立の白いマスは描かれた色のコマの安全地帯だが、そのマスに2色以上のコマがいるときに片方が移動すると相手を一緒に移動させられる。
相手に追い抜かれないために一緒に移動させたり、ゴールしそうな相手を一緒に移動させてゴールを通り過ぎさせたりw。
自分のコマ2つをゴールできたら勝ち。

これはいいゲームね。振って探すってのが意外と難しくて面白い。
確実に進みたいなら小さいの取ればいいんだけど多く進みたいのが当然。
しかも相手の方が近いと先に進められて戻されちゃうしね。
最初調子良かったんだけど段々感覚が狂ってきたw。 

相手を戻し合ってばかりでゲームが間延びしちゃいがちかも。


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「戦国時代 / Age of War」 Reiner Knizia作

先日やった戦国時代。
ルールが違ってたことが判明。
まず同時に置けるのは1列だけで1回で全ボックス埋めるのはできなかった。
あと1列置いて振り直すときはノーコスト。
前回はその場合もサイコロ1個除外してたよ。そりゃ厳しいわ。

正しいルールでやって評価上がったかというとそんなことはないんだけどw。
むしろ難易度下がってて微妙w。
人から奪うのは依然難しいんだけどね。

まぁ軽くやるにはいいゲーム。
収束性は悪め。


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「政治献金ゲーム / Stimmvieh」 Andrea Meyer作

キックしてたやつが届いたので和訳して持参初プレー。
カードをプレーしてお金と票を集める。
票が多い人が勝つんだが、お金のトップ2人は票が倍になる。
最初に手札9枚から4枚を場に公開し、それらは筆頭候補者に。
残りの5枚は手札。
手番では手札か場からカードを出して公開された4枚のうちどれかを取る。
取れるカードは出したカードの数字以下のカード。
そして場の筆頭候補者を出した場合は票カードを場に補充。
手札のカードを出した場合は献金カードを場に補充する。
それぞれの山札の1番上のカードは常に公開されるので補充されるカードは分かっている。
つまりは下家が美味しいカードを補充しないことが大切。
あとは数字が無駄にならないようにカードを取っていくことか。

1番美味しいのは無駄なくお金で2位になって票を倍にすること。
お金で1位を目指す必要はない。2位を超えた分はつまりは無駄。
もしくはお金無視で票だけ集めるのも手。
どちらのも場合も下家の動向には注意。

思った以上に軽いゲーム。30分とかかりません。
ルールも極めてシンプルでいい感じ。

今回は最初お金を狙ったけどめぐりが悪くて2位に絡めなさそうなので途中から票に集中。
この無駄になった分が痛く、敗退。

場が悪いとどうにもなりませんね。
まぁそういう場を作るゲームですが。

しばらく持ち歩くのでやりたい人は是非。


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「イスファハン / Yspahan」 Sébastien Pauchon作

人気あるゲームだけど積んでて持参初プレー。
手番プレイヤーがジャラっと振ったダイスを出目ごとに分類して順に取っていく。
取った場所によってアクションの種類と対応する街の場所が変わる。
ラクダを取ったり、お金を取ったり、街にキューブ置いたり、カード引いたり。
基本的には街の区画にある同色の建物全てにキューブを置くとラウンド終了時に得点。
ボード中央の白いコマを動かすと移動後のマスに面した建物上のキューブはキャラバンに送られる。
このキャラバンも得点が入るが、建物からはキューブがなくなってしまう。
ラクダコマを払うと建物からキューブを失くさずに手元からキャラバンに送れる。
んで手番終了時にはコスト払えば特殊効果が手に入る。
お金が追加でもらえたりラクダが追加でもらえたり。強い。

噂通りの面白さ。予想以上にプレーは軽く、30分ほどでゲームが終わります。
建物の得点を狙いながらもキャラバンにキューブを送りたい。
そのためにはラクダが欲しいけど能力取るためにもラクダ使いたい。

今回はキャラバン重視で早期から多めにキューブを送る。
最後まで溜まったらラウンド開始時にリセットされてしまうが、最終ラウンドまで埋まらなかったので安定して点数を稼いで勝利。


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「ジェノバの商人 / Die Händler von Genua」 Rüdiger Dorn作

初プレー。しゅだっちさん仕様で日本語化されてていい感じ。
ドーン歩きの交渉ゲーム。
手番プレイヤーはコマをドーン歩きで動かしては残し動かしては残し。
建物に入ると建物の効果を使えるが手番では1度しか自分で使えない。
余った効果は人に売ってしまえ。
また、移動先を交渉することもできる。それによってお使いを満たしたり。
交渉材料はお金とカードとタイルとほぼ全部。
ただし条件としてそのアクションに関係ない交渉はできない。手持ちタイル同士とか。
最終的にはお金が多い人が勝ち。
お金を稼ぐ手段は3種類あるお使いカードの達成、建物にコマを置いて誰かに使ってもらう、ボード上で連続する建物の権利書を取るなど。

基本的な動きはお使いカードを得て、そこに描かれた資源を得て、対応する建物でアクションするときに代わりにカード出して達成の繰り返し。
難しいお使いほど報酬も大きいのでどのカードを取りに行くかも戦略。

交渉ゲームらしく初回プレーの立ち回りは難しい。
経験者の沢村さんのプレーに色々学ぶ。
アクション権売るからついでに自分の持ってるタイルを変換してもらったり。

権利書を集めたかーん君が勝利。
最初に強いよとは聞いていたが実際その通りだったね。

これはいいゲーム。難しいけど。
手持ちだけじゃなくて手に入る予定の物が絡むのが難しい。

またやりたいです。



これにて大田非電脳終わり。