エッセン後初の休日ボドゲ会!
まだ荷物届いてないけどこの日のためにいくつかスーツケースに詰め込んだぜ!

 
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「ファーストクラス / First Class: Unterwegs im Orient Express」 Helmut Ohley作

エッセン戦利品。初プレー。
ドイツ語ルールしかなくてしばらく遊べないかと思ったが、BGGのスレに直訳だけど貼ってくれてる人がいたのと、そこにもなかったモジュール訳をかぶさんがやってくれたので無事遊べた。

露鉄作者の新作。エッセンスは大分露鉄。
特徴としてA~Eまでのモジュールがあり、そっから毎回2つ選んで入れることで多様性を生んでる。
基本ルールではAとBのモジュールを使用。

場に3×6枚カード並べて、スタートプレイヤーから順に1枚ピックしてアクション。
各列残り2枚になったらその列は流れて、各自4枚取って1ラウンド。
2ラウンド置きに決算があって得点やら効果やらもらえる。
0の客車を取って、それを順にアップデートして数字を上げていき、車掌をその上進ませて、決算で進んだ場所までの数字分得点。
カード取るときにそのアクション撃つ代わりに捨てて客車をアップデートしてもいい。
また左側には線路カードを取って、その上を列車を進ませて、決算で列車が進んだ場所までの得点と効果が。 
ちょっと変わってるのがお金の扱い。個人ボード左列から埋めていって、好きな時に1金使って、使った列に応じたアクションが打てる。
溜めれば溜めるほど強いアクションが使える感じ。まぁどれも強いんだけど。

あとカードピックする際にスタP取ることもできて、その場合自分は2金もらえて、新たな3番手と4番手にボーナスがある。 
手番遅くなった人への補償が付いてる感じでいいね。 

全6ラウンドで各ラウンド4アクションなので実質24アクションしかない。
その中で言うなれば3つの路線伸ばすので露鉄よりキツイ。
どっかに特化するのが正解かな。

ちなみにモジュールAは条件達成カード。取って置いてどっかで達成してボーナス。
モジュールBは2倍カード。客車の得点や列車のボーナスを2倍にできる。

今回自分は客車を随時アップデートして途中決算の点数稼ぐ作戦。
悪くはなかったが爆発力はない。列車進めるのも完全無視だったんで決算のたびにボーナスで追いつかれる感じ。
そんな中みくろんさんはひたすら0列車取って車掌進めて、客車マックスにしたボーナスで後半アップデート繰り返して大量点。
お手本みたいな追い上げ型ですごかった。流石露鉄やりこんでるだけはある。
インフレ感も露鉄っぽかったネ。 

中々面白かった。プレイ感はワカプレではないけど露鉄に似てるので、露鉄好きな人は好きそう。
カードのピックもようは毎ラウンドアクションの変わるワカプレだと思えば。 

結果:みくろん 169○、レン 131、ニート 122、かぶ 118


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「炭鉱讃歌カードゲーム / Glück Auf: Das grosse Kartenspiel」 Michael Kiesling, Wolfgang Kramer作

エッセン戦利品。初プレー。
炭鉱讃歌をカードゲームに!

場にアクションカードが並んでて、そのアクションしたかったら手札のワーカーを置く。
既にワーカーがいる場合、丁度1大きいように置く。複数可。
基本的には数字1のワーカーを多く持つが、2、3、4のワーカーをどこで使うかが悩ましい。
場に3がない状況で自分の手札が4だけだとパスしてラウンド抜け。
やることは炭鉱讃歌。トロッコ取って石炭得て、貨物車両を3列あるどこかに取って、石炭を同じ紋章付いた貨物車両に移す。
取ったトロッコは取った順にしか使えない。一時保存は手損。
あと先頭車両を取って、貨物車両につけて、輸送。
輸送は同じ色の先頭車両なら同時にできる。 

また、株券ってシステムもあるが、出荷した注文の出荷先に1:1対応させる生点。

正直に言って、あんまりおもしろくない。
いや、ワカプレとして見ればそれなりなんだが、炭鉱讃歌と比べていい点が消えてしまってる。

第一に中間決算がない点。
マジョリティボーナスがゲーム終了時しかないので、炭鉱讃歌にあった安い注文でも急いで出荷するか、高い点を多く出荷して点を稼ぐか、一部に特化するか広く攻めるかの戦略がかなり薄い。
ゲーム終了までに出荷できればいいかなぁっていう緩い感じで焦りが生まれない。

あとはエレベーターアクションがなくなって、代わりに石炭をいくつ車両に積み込むかのアクション数の取り合い。
先述の出荷の焦りがないので終盤以外はこのアクションもゆるゆる。
アクションポイント別に3か所もあるしね。
その代わり輸送手段別の出荷はなくなって、出荷アクションは一つだけに。
当然後半混みまくり。まぁそれを考えて早めに行っておけってことなのかもしれんが。

そして何より、炭鉱讃歌よりプレイするのに場所を食うw。
無駄にラウンドも長くなってて下手すりゃプレイ時間も元より長い。
カードゲームにする意味が分からん。

先述の価値の高いワーカーを出すタイミング図るのは面白いんだがなぁ。 
邦題の名付け親っていう補正入れても、これは微妙と言わざるを得ない。

あと箱は中箱なんだが、細長い個人ボードの他は、セパレータで種類に分けてカードを収納。
カード2束なんでインフェルノサイズで十分っちゅうねん。個人ボードもカード2枚連結にしようぜ。

結果:もちづき 54、ふしくる 56、ディー 48、レン 64○


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「5本のキュウリ / Fünf Gurken」 Friedemann Friese作

ゆるーく。


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「コテージガーデン /  Cottage Garden」 Uwe Rosenberg作

エッセン戦利品。初プレー。
一言で言うなら多人数パッチワーク。

手番になったら中央ボードのダイスが置いてある列を見て、タイルが残り1枚なら補充。
んでその列から好きなタイルを取って自分のボードに配置。もしくは1マス分の植木鉢を取る。
自分のボードは2枚あり、どっちに置いてもいい。
全部埋めるのが目的だが、地に描かれた植木鉢やカバーは残せば点になるが潰してもいい。
手番終了時にダイスを時計回りに。4人戦なら自分の取る列は常に一定。

どちらかの個人ボードが埋まったら決算。
見えてる植木鉢とカバーの数でそれぞれオレンジと青の得点マーカーを進める。
3つずつあって、バラバラに進めて途中の境界越えボーナスを狙うか、どれか特化してゴールさせてゴールボーナス狙うか。
境界ボーナスでもらえる猫タイル使うと補充早めたり、1マス埋めたり。ニャー。

ダイスが1周したら出目を1上げて、6になったら終了トリガー。
そっから毎手番開始時に2点ずつ減っていく、早抜け目指しゲーに変わる。
終了を見込んで動いておけよ、と。

最終ラウンド開始時、タイル2枚以下の畑は捨てるって処理があって、その意味がよく分からず協議に。
まぁなんとかこれっぽい結論が出たが、ちょっとダレちゃったね。

というかまぁそれ以前に某氏が長考気味でダレちゃってたのだが…。まぁしょうがない。

んで思ったんだが、これ4番手有利じゃね?
自分の手番終わった時点で次手番に取れるタイルが確定してる。
1番手は手番後、残りの3人が何取るかで次取れるタイルが変わるものね。
今回自分は4番手だったのでほとんど悩まず打ててた。
というか隣のクイズに参加してた。マナー悪くてすまんのぅ。

てなわけで、感想はやっぱり多人数パッチワーク。
そしてダウンタイム的な意味とバランス的な意味で4人プレーは微妙やね。
かといって2人プレーだとパッチワークでいいやってなるし。
3人ベストなんかねぇ?

重ゲー好きな人はオーディンしようw。未プレーだけど。

関係ないけど、猫タイルあって、補充位置マーカーが猫車なのは洒落てるね。
日本語の偶然だけど。

結果:レン 41、もちづき 43、もちもち 43、ふしくる 47○


ここで一部終わり。あとの時間はクイズしてました。




んで恒例の二部。


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「デルフォイの神託 / The Oracle of Delphi」 Stefan Feld作

エッセン戦利品。初プレー。
エッセン行く前からここでやる約束でさ。

デルファイ、デルポイと邦題派閥が揺れてたけど、ホビージャパンが日本語版出すよの一声でデルフォイになりました。

システムはダイス目でアクション選択。
といってもダイス目でできるアクションが変わるのではなくて、各アクションの対象の色が変わる。
赤いダイスを使えば赤いマスに移動したり、赤い彫像積み込んだり、赤い貢物奉納したり。
ダイス目を時計回りに別の色に変換できる寵愛タイルももちろんお約束。

んで目的は条件タイル12枚の達成。半分はピックアンドデリバー。
指定の色の彫像を運ぶ、貢物を運ぶ、怪物を倒す、目的地を探索して神殿を建てる。
前2つはピックアンドデリバーで、怪物は兵力+ダイス目。負けても寵愛タイル払えば補正+1してリトライ。
目的地は序盤の肝。
裏になってるタイルの隣に行って、探索して表にする。対応するアイコンの目的を持ってれば神殿建てて達成。
持ってなければボーナスがもらえるがこれが結構強い。
なので序盤は目的をバンバンめくる。
すでにめくれたタイルが自分の目的なら隣で神殿建てれるので、他人がめくってくれたのを取りに行ってもいい。

まぁそんな感じで結構無難なフェルト感。
あ、お約束の災害もあって、1巡ごとにダイス目で災害獲得、同じ色3枚か合計6枚溜まるとバースト。
バーストすると3枚捨てたうえで手番パスと中々厳しい。
まぁ災害捨てるのも1アクションなので無理しなければバーストはほとんどない。

あと特徴なのが神トラック。ダイス目に対応する神がいて、マックスまで行ったら特殊効果使ってリセット。
この効果がかなり強力で、好きな場所にワープしたり怪物無条件で倒したり。
ダイス目使って上げることもできるが、他人の手番終了時に振りなおしたダイスから1色選んで1上げられる。
ただし、スタート地点にいる神は上げられないので、手広く上げた方が人の手番で得しやすい。
個人的にはこのシステム結構好きです。人のダイス目を祈る感じ。

あとお約束。マルコポーロ的な初期能力ありんす。
移動歩数が多かったり、神上げやすかったり。マルコポーロほど凶悪じゃないけどね。
あと怪物倒したり、彫像奉納するたびに特殊能力を場からドラフト入手。
どれから順に達成するかも大事やで。

てな感じで、ベースシステムはブルゴーニュで、ピックアンドデリバーで条件達成。
正直そこまでの新しさはないんだけど、無難に面白い。
毎回能力変わるので繰り返し遊べるしね。
フェルトにしてはキツキツ感はないので慣れた人は物足りないかもね。
プレー時間も2時間ほどなのでフェルト入門にもいいんでないかな。

今回能力ランダムで配って、来たのは船の積載量倍にして、寵愛タイルのダイス目補正が反時計回りでも良くなるやつ。
積載量はそこまで役に立ってないけど、反時計回りは何気に便利。
まぁ他の強いのに比べると霞んじゃうけどね…。
ややバランスは悪いよw。ツォルキン拡張ほどではない。

終了条件が目的全部達成したうえでスタートマスに戻ることなんだが、
最上さんと同ラウンドで達成したが、どう頑張ってもあと1歩が足りなくて負け。
ぐわぁ悔しい…!! 

結果:最上 ○、レン ×、tetu ×、中井 ×


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「ペトミス」 ビバリー

先日面白かったので。ふひひ、みんな苦しめばいい…。


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「エタニティ / Eternity」  Cyril Blondel, Jim Dratwa作

エッセン戦利品。初プレー。

3スートトリテ。
場にカードが数枚スートごとに並んで、その中で最も枚数が多いスートが切り札。
同数なら左優先。プレー中に切り札が変わるトリテ。

マストフォローだが、トリック中1人だけフォロー関係なしにカードを横向きに出せる。
したらばそのトリックの勝敗には参加せず、出したカードに描かれた数のチップを獲得。
横にしたカードはトリック終了時、場に並んで切り札に影響するわけだ。

んで、取ったトリックは1トリックごとに裏向きで取って。
ラウンド終了時に1トリック1点だが、取ったトリック数とチップ数が一致しているとボーナスがもらえる。
しかし、トリック数以上のチップを取ってしまっていると0点になる。
カード背景に枯れ木が丸く縁どられていて、チップを載せると樹が茂るようになってて綺麗。 

3ラウンド制で一致ボーナスはどんどん高くなる。

うむ、これは面白い。変態なんだが変態すぎない、スマートな変態さ。
変態トリテ入門には最適ですw。

切り札コントロールは結構できて、特に左側のカード沢山持ってると強い。
前ハニーさんに遊ばせてもらったペンタトリックス(だっけ)も切り札変わるトリテだけどコントロール難しかったからなぁ。 
あと勝ちたくないときに手札の強い色の他を切り札にしたり、強いカードを埋めることで勝ち数コントロールできたりもいいね。

これは良作でした。3回ともボーナス達成で勝利。
3人だとどうじゃろ。

結果:レン 20○、tetu 17、中井 12、最上 16




終わりん。

フレボドは顔だけ出して帰りました。