さてこの日から関東遠征。
1/5までなので丸1週間の旅程。

そもそも1/2~1/4に草場邸行くのは確定で、1/5に大田非電脳あるからそちらも確定。
そんな中舞い込んできたかーん君主催の不思議なボードゲーマー展。
前回やってたヤバいボードゲーマー展には参加できなかったのでこれはもう行くしかないと。
その間の12/30~1/1が空いたので募集かけたらいえろ~さんとまーさんが自宅会やるよということに。


というわけで新幹線でびゅびゅんと。



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とりあえず通過儀礼。住よし。



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「エビデンス /  Evidence」 Orestis Leontaritis作

着いて早々Raelさんに誘われる。
バネストのゲムマ枠。初プレー。

手番では手札のカードを1枚出し、場の任意の探索カードを取る。
プレイヤーに配ったカードは背面から色が分かり、最初に1枚ずつ抜かれている。
最終的に抜かれたカードの数字が同色カード1枚あたりの得点だ。

ルール聞いて感じたのは、かなりザ・ボスっぽい。
あれをマジョリティ争いから得点カードの取得に変えた感じ。
よりライト向けになった感じ。

あと各色先着1名だけ、その色全部捨てて他の色取るってことができる。
ブラフで価値低いの分かってるの取っておいて、まとめて交換して嵌めるってのができる。
ただ、誰かに先に使われたら不良在庫になるのと、欲しい色残っていないとダメなのでちょっとリスク高い。
普通に価値高そうなの取る方が無難。

悪くはないんだけど、正直ザ・ボスの二番煎じでしかない。
あちらの方が病院送りとかある分リスクが取りづらいし、ワーカーの投入数も悩ましくて良い。
出したカードと同色の街にはワーカー置けないって要素も効いてたしね。

結果:レン 9、ysk 6、いさりび 9、Rael 11○、NAO 7



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「Stuff Yer Face」 Howard J. Morrison, Steven F. Rehkemper作

初プレー。
TLで見て非常に気になってた。
写真見てボールを取るのは分かるが、その手段が分からない。

やってみたら、棒操作して両手を動かして、上手く両手で挟んで片手にボールを載せて、口に誘導。
まずは自分の色を全部取って、その後は赤を取る。
赤をより多く取った方が勝ち。

いやぁ楽しいなぁ。
最後赤1つの取り合いになった時、ミスってこぼれた玉を相手がキャッチってのを2、3回やったのが面白かったw。

まだまだ知らんおもちゃゲーがいっぱいあるな。

結果:レン 2、Rael 3○



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「エンポリウム / Emporion」 Xavier Carrascosa作

初プレー。
ゲムマで台湾だかのメーカーが持ち込んでたけど情報なくて全く売れなかったらしい。
日本語ルール入ってるけどくっそ読みづらいとのこと。
Raelさん曰く煌きっぽいやつ。

手番では共通の場のワーカー動かして1アクション。
今ワーカーがあるアクションは撃てない。サイズみたいな。
アクションは赤いカード取る、青いカード取る、緑のカード取る、カード1枚予約、交易。
カード取るのはカードに描かれたコスト分のアイコンを自分が持っていれば無料で取れる。
足りない場合、交易品払って補完。
場の上部に並んでるカードはまだ市場に並んでないので取れない。
これを手元に持ってくるのが予約アクション。2手番かければ並んでないのも取れるよと。
んで、場にカード補充するのが交易。
自分の船アイコンの数だけカードを場に降ろし、その後船アイコンの数に等しい交易品を得る。

得点源になるのは主に2つ。壺と柱。
どちらも取るためには対応するアイコンが必要。アイコン数が所持上限となる。
取るためには対応するアイコンが付いたカードを取るアクション撃つ代わりに壺や柱を取る。
手持ちの赤カードに描かれてたら赤カード取るアクションを選択して取る。

あと手持ちのこの色のカードが1枚何点ってカードや、残った交易品カードが1枚何点ってのも。

なるほど確かに遊んでみれば面白い。
基本的にほとんどのカードは青カードに描かれてるお金が必要。
あとは赤に振るか緑に振るか。

今回初手から緑に振りまくったら緑カード全然出てこないw。
終盤やっと得点高い緑カード出てきて取り始めたあたりで終了。
たんにカードの巡りの問題なのかな…。
青カードがほとんどのカードで必要なので、序盤に青カード取れないと辛い。
セットアップで場に赤青緑が2枚ずつ並ぶが、同じアクション続けて撃てない関係上、1番手と3番手が青取って始まるのがお約束な気がする。
その代わりに青カードには船アイコンがついてないので、交易品取ってなんとかしろってことだろうが、基本場のカード増やすアクションなので下家が得するのでやりたくないんだよなぁ。

あと交易品が得点になるカード取ったら交易アクションやりまくるとデッキがガンガン削られて終了が早くなる。
これやる人が複数いたらあっという間にゲーム終わる気がするな。

てな感じでやや粗いが、まぁ悪くないゲームだった。

結果:レン 31、Rael 39○、いさりび 33、ハニー 38



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「ディ・クルー /  Die Crew: Reist gemeinsam zum 9. Planeten」 Thomas Sing作

関東だと結構持ってる人見かけたディ・クルー。
会場に3つくらいあったよ。

何度かポカやって失敗があったけど、まぁトリテ慣れしてないとしゃあないね。

そして今回も7面で終了。
いつになったら10面以降プレイできるんだろうw。

結果:レン、いさりび、まー、まりん 7面まで



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「ビッグLCR / Big LCR」

初プレー。まさかこれが遊べるとは…!

でっかいだけのLCR!
コインも無駄にデカい!頭悪くて素敵!
ゴーフルみたい。

ルールは一切変わらず。
デカい意味など特にない!それがいいんだよ!

遊べて僥倖。

結果:レン、さたもと ○、イワイシ、かえる、まー、chocoxina、ゆー



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「スカウト / Scout」 ワンモアゲーム!

初プレー。話題の同人。

支離滅裂インスパイア。
手札並び替え不可。
手番では前の人より強いのを出すか、スカウトアクション。
複数出しはセットかランで。ランは順番も並んでないとダメ。
枚数優先で強くて、同じ枚数ならランよりセットが強い。
前の人より強いの出せたら、前の人が出したカードを得点化。

スカウトアクションがこのゲームの肝。
前の人が出したカードから1枚を取得して手札の好きな場所に差し込む。
取られたカード出した人は1点チップを獲得。

このスカウトアクションによって場のカードが弱くなって、下家が出しやすくなるってのがこのゲームの面白いところだと思う。
あとカードにランクが2つ書かれているので、スカウトアクションで取るときに選択肢が増えて、このアクションがより強くなってる。

でも個人的には支離滅裂亜種って感触。
そこまで絶賛されるほどかなと感じた。
これが支離滅裂が出てない状況で出たら絶賛したんだろうけど。
どちらが面白いかはまだそれほど遊べてないので評価できないが。
特殊カードない分、こちらの方が通好みな気がするね。

結果:途中終了:レン 13、なべ 14、きとう 8、りーあ 16



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「Affenbande」 Andreas Trieb作

初プレー。yskさん持参のハンスの古いやつ。
ハンスがこんな小箱出してたんだって微妙な箱サイズ。なお上げ底が酷い。

各自の前に1か所と中央に1個所の場所タイル。
まず手番順に自分のサルをいずれかの場所タイルに送り込む。
これを4週。
その後10枚くらいある残ったサルをどこに送り込むかをシークレットビッド。
対応する果物タイルを使って同時に握りこみ。
複数個所もいけるが、自分のサルが最低1匹いる場所しかいけない。

んで、同時公開したらマジョリティ争い。
単独トップが果物取って、半数返ってくる。負けた人は全回収。
なお、自分の前のタイルは数が2倍になる。強い。

最多種類取った人が勝ち。

かなりシンプルだが、なかなか難しい。
半数残るので投入しすぎると次のラウンドの手持ちが減る。
他人の前のタイルはまともにやると全投入くらいしないと勝てないので、上手く相手のサルが他の場に残ってて手持ちが減ってるタイミングで勝ちに行くか、相手の防御薄いタイミングを読み切って投入しまくるしか。
そしたら次自分の防御が甘くなるんだけどね…。

ハンスの歴史を感じるゲームだった。
でもこれディ・マッヒャーより新しいのよね…。

結果:レン 3種6枚○、ysk3種5枚、かえる3種6枚○、まー 3種5枚


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「ユーコンカンパニー /  Yukon Company」 Dirk Henn作

かーん君リクエストで持参したらyskさんと被って悲しい。
遊ぶのは2回目。

商品を安く買って、高く売ろう!

どの商品を買うか、どの川に売りに行くか、どの商品を売るか、どのイベントを起こすかが全て同じカードを使って決まる。
ラウンド開始時にレベル1~4のカードが1枚ずつ配られるが、お金払うと追加で買えるよ。
まず1枚伏せて同時公開で商品の仕入れ。描かれた商品を市場の値段で買う。
その後どこに売りに行くかを全員でカード1枚伏せて投票。
描かれた目的地にそのカードのレベル分の票が入る。最多の場所へ全員で売りに行く。
んで次は2枚伏せて、どの商品を売るか、どのイベントを起こすか。
売る商品は買うのと一緒で描かれた分。空売りしちゃうとマイナス点。
イベントは描かれたアルファベットにレベル分の投票。最多が解決される。
基本的にはこれだけ。

どのレベルをどのアクションに使うかだが、カードの引き運はかなり大きい。

注目すべきは終了条件。
イベントカードの山札に終了カードが入ってて、場に出た後、それが投票で解決されるとゲーム終了。
また、トッププレイヤーはラウンド終了時、お金を払ってゲームを終了させられる。
その値段は場に終了イベントが何枚出てるかに応じて安くなっていく。
このシステムが秀逸。

そんな感じのゲームですが、私は結構好きですよ。

結果:レン 129○、ysk 92、かーん 99、もと 94



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「ホップとモルツ / Hopfen & Malz」 Dirk Henn作

初プレー。
恐らくディルク・ヘン手書きの箱絵のヤバさが有名なゲームw。
レアいぜ。遊べて僥倖。

前半はお金使ってホップ、モルツ、水の3種類のカードを買っていき、後半はそれらのカードで得点カードを獲得。

まず前半。
場には各種1枚めくられていて、どれかを買う。
値段は書かれた数字。
これを全員が所持金足りなくてパスするまで続ける。
んで後半。
得点カードが1枚めくられるので、手持ちのホップ・モルツ・水の3枚セットで入札。
入札値は額面の合計値。1巡競り。
最終的に得点高い人が勝ち。シンプル。

予想の数倍シンプル。古さは感じるが悪くない。
高得点落札用に高い数字を押さえたいが、セット数が足りないと後半参加できないし、低い得点買い叩かれてしまうので、ある程度低いのも集めておきたい。
まぁ今となっては見どころも少ないゲームだが、ディルク・ヘンの歴史を感じるには貴重な作品。

遊べて良かった。

結果:レン 250、ysk 250、しいたけ 290○



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「乗り間違い / Auf falscher Fährte」 Jürgen Kraul作

初プレー。これも遊んでみたかったやつ。ありがたや。

ちなみに乗り間違いってのは誤訳らしい。だって乗り物出てこないしw。
見当違いとかいった意味のようだ。

マストフォロー切札有りのトリテ。最初は赤が切札。
最初に全員手札から1枚を裏向きに出す。
その後トリテをして、2トリック目が終わったら最初に仕込んだうち1枚をオープン。
これを繰り返して4枚全部オープンされたら合計値を見る。
その値が一定値を超えていたら、今回のゲームはトリック最多の人が勝ちに、達していなければトリック取らなかった人が勝ちになる。
なお、そのタイミングで最も不利な人(前者ならトリック最少の人、後者なら最多の人)は切札を変更できる。

なるほど、面白い。
他人がトリックを取ろうとするかどうかで仕込んだカードの大小を予想して、トリックを取るか取らないかを舵取り。
取るよりは取らない方が簡単なので、基本最初はしゃがみつつ、カードがオープンされるにつれ、大きい数字仕込んでる人が複数いそうなら取る方向に進路変更。
なるほど、見当違い。面白いな。

数寄ゲームズの次回作はこれだと信じてるよ。

結果:レン ○、しいたけ、かーん、いさりび




おしまい。



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なんかこんなの書いたよ。今年のベストゲームだとか。
私はIt's a Wonderful Worldです。



その後は二次会。
飲み屋なのであまり食事には期待してないが、刺身は美味かった。
酒有りの飲み放題なので会費高かったが…。
呑まない勢には辛いが、折角なので参加。
某ナスの人とかとお話出来たのは良かったですw。


二次会解散後、特に行く当てはないので雀荘に行くという先生について秋葉原へ。
紹介ボーナスあげる目当てだったけど、運悪く栄の系列店行ったことある店で登録済みでアウト。
他に雀荘行ってないのにな、運が悪い。

その後2時過ぎに抜けて、ネカフェ泊。


会ってみたかったしいたけさんにも会えたし、色んな人と再会できたし、行って良かったです。