今回はきっと君の部屋で3人で。



IMG_9555
「カラベラス / Caravelas」 Gil d'Orey作

持参初プレー。
ジルドレのゲーム見かけたら買って遊ぶのがどん君との流行り。
ちなみに正確な読みはギルオレイらしい。

海流レースゲーム。
海流方向に進む場合はノーコストだが、別の方向に進むには1パワー消費。
各港には先着でコマ置けて得点。商品がある港に着くと積み込み。
商品をスタート地点に持ち帰ると得点に変換。
ゲーム開始時に目的地カード8枚配られてて、そこに自分のコマ置けてるとボーナス点。
よって先行有利。というわけで手番順を競ります。
競りに使うのはパワー。つまり移動力が減る。
開幕で近くの港狙うなら移動に使いたい分だけのパワー残してブッコんで。
近くの諦めて先に進むなら温存して一気に進む。
パワーは毎手番マックスまで回復する。

マップはヨーロッパスタートだけど太平洋や北極海はない。
つまり東に行く場合必ずアフリカ大陸南岸の喜望峰やアガラス岬の近海を通過する必要がある。

マップには青丸と赤丸のマスがあって、青丸はイベントマス。手持ちのイベントカードを1枚使用。
良いのもあれば悪いものもある。補充は山からランダムなので良いものばかり使ってると手札が腐りやすい。
またカードによっては他のプレイヤ―も相乗りで移動できる。
相乗りは東西の海どちらかで手番プレイヤーと同じ側にいないといけない。
赤丸は難破。ダイス振ってハズレが出ると船が難破する。
難破したら個人ボード上の3隻ある船のうち1つに難破マーカー乗せて、対応する商品を積めなくなる。
ちなみにスタートに戻った時に商品売る代わりに3種類払って4隻目買えるぞい。
4隻目は得点効率高いのと、総パワーが増える。

序盤~中盤はとにかく港の取り合い。
得に自分の目的地を優先して取りたい。
緑の商品が売られる度に建設タイルが取られて行って、3人だと4枚取られたらゲームが終わる。
各商品1つずつしか積めないので、とりあえず全員1回は東に航海して。
残り1回のトリガーを誰が引くか。
もう1つの問題は4つ目の船を解放するか。
4つ目の船は積める商品が他の倍の価値があり、総パワーも増えるが、作るには商品3種類つまり15点分払ってるので、高価値の商品2つを1回運んで20点取ってやっとペイペイ。
商品3つ取るには一旦東海域まで行かないといけないのが辛いね。西には2つしかない。
そこまで来ておいて他の商品や港無視して引き返すのもねぇ。

今回は自分以外2人は1回東ぐるっと回って帰ってきた後に船を建設。
自分は船を作らずに全部売る。
その段階で港はほぼ全て埋まってるので、自分はあまり東に行く旨味が少ない。
なので西側で商品2つで10点を繰り返す。上手くやればカード駆使して1手番で拾って売ってができる。

そうすると東に行くプレイヤーは終わらせることにメリットがあるかどうかが微妙。
緑商品でタイル取らずに売却して何回も往復した方がいいんじゃないかと。
まぁその隙にこちらも毎手番10点取ろうと動くのでフル運搬50点を5ラウンドでやればトントン。
カードの引きによってはパワーも増えてるし2ラウンドでフル運搬できなくもないかな。
するとやはり遅延した方が有利か。
終了条件がタイルの取得以外にないので、そうなると船増やすのは必須かもね。
まぁ誰かがタイル取ったら終わりなので、船増やさずにもっかい東行って自分で終わらせるってのが正解かな。タイルの5点と船作らなかった分の15点で大体イーブンになる気がする。

今回は遠征組が空気読んで終わらせてくれたけど。
自分はカードの引きが悪かったのと、適当に移動しすぎたのもあって、最後ゴールできなくてヤバかった。きっと君も1足りない感じだったね。
結果1点差勝ち。セーフ。

まぁ長々と書いたが、悪くないゲームであった。
後半港が埋まると手番順取る意味がなくなって競りが形骸化するのが問題かな。

ちなみにバランス調整したルールと、ボードも調整したカラベラス2が出てる。
どこが変わったのかそんなに見てないけど、ボード見た感じ大分簡略化されたっぽい。
いつか機会があれば。

結果:レン 99〇、どん 98、きっと 75


IMG_9556
「ワールズフェア 1893 / World's Fair 1893」 J. Alex Kevern作

どん君持参。久々に遊ぶな。
一時期結構流行ってたけど最近見ない。
安くなったら買おうかなと思っていたが、なんかもう今更感あってなw。

5エリアのうち1エリア選んで、コマ1つ置いて、置かれたカード全取得。
そこから時計回りに3エリアにカードを1枚ずつ山から配置。
繰り返してマジョリティ競うよ。
マジョリティ取ると得点貰えるのと、手札の同色カードをタイルに変換できる。
タイルはセットコレクション。

非常にシンプルで美しいルールで当時は注目されてたね。
まだ4年前なんだけどね。

中量級としてはオールタイムベストの1つだと思う。
ちょっと値段高かったのが見なくなった理由かな…。

結果:レン 63、どん 60、きっと 71〇



IMG_9557
「おかしの人生ゲーム」

初プレー。なんかきっと君が出してきた。

プレイするのにポッキーとプリッツが必要w。
最初は付いてたらしいよ。箱に賞味期限の書いてあるボドゲw。

ボードは薄めの厚紙だけど、切り目で切り取れば普通の人生ゲームに重ねて使えるようになってる。
こういう工夫は面白いね。ちなみにきっと君は令和版しか持ってなくて非対応。

マスの指示によってポッキーやプリッツを獲得できるよ。
特定のマスで指定された本数のポッキーかプリッツ持ってたらボーナスもらえたりリスク回避できたり。
お宝カードをゴールまで持ってると指定されたポッキー使って換金できたり。
ちなみに獲得したポッキーやプリッツは食べるのは自由。その分ボーナス減るかんなw!

まぁ結局はただの人生ゲームと変わらないんだけど、バカなアイディアを形にしてるのがいいよね。

最初から就職ゾーンなので、運よくほぼ最高額のスポーツ選手になれたよ。
その後イベントカードでランクアップ引いて給料数倍に。普通は後半までできないやつw。
まぁポッキー全然取れなくて最後お宝換金できなくて負けたけど。
ポッキーゲーだわぁ。そして運でしか獲得できない。流石は人生ゲーム。

つか人生ゲーム自体何年ぶりだろうw。

結果:レン 447000、きっと 888000〇、どん 487000




IMG_9558
「ヴァレッタ / Valletta」 Stefan Dorra作

持参初プレー。
3年前に出た時から気になってたけど、ちょっと値段高くてスルーしてた。
駿河屋で3000円切ってたかから購入。しのさんのシールで日本語化。

デッキ構築。
毎手番3枚使用で2枚持ち越して3ドロー。優しい感じ。
基本はカードで資源獲得して、建築家出して資源使って場のカードを獲得して自分の建物配置。
買えるカードは場にグリッド状に並んでいて、自分の建物に隣接する所建てるなら1金安い。
またヴァレッタさんコマがヴァレッタさんカード出す度に左から右に1歩進む。
このヴァレッタさんがいるところの列のカードを建築すると2点貰える。
どのカードを取るかで計画立てる時になるべくヴァレッタさんが居る場所を取る、居るうちに取るようにしたい。

誰かが規定点取るか、建物建て切るか、ヴァレッタさんが最後のマスに行ったら終了トリガー。
面白いのはその時点で山札とデッキ混ぜ直して、各自の山札が尽きるまでゲームが続くところ。
終盤に勝ったカードでも使うチャンスは来る。上手く得点源のカードを使った後にリシャッフルされるようにしたい。運だけど。

今回自分は建物のお金アイコンの分だけお金を得るカードを2枚取って、また1金払って他の資源1つずつ貰えるカードを取る。
2金で1資源としても使えるのでお金で回す策略。
んで4金払うと4点入るカードを取った。先のカード1枚で4金貰えるので丁度2枚で完結4点。
2組あるので上手くタイミング合えば2手番に1回くらいは撃てる感じ。

結果はきっと君と同点でタイブレイク負け。
終盤にヴァレッタさんのカード回収効果撃ち忘れててまぁいいやってなってるのでアレやってれば資源獲得カード1枚取って、もう1資源あれば1点増えてた…。超悔しい。

全体的にとても丁寧な印象。
ドミニオンとかに比べてサプライが早取りなのでヴァレッタさんの列を取るか、得点系などのカードを先に押さえるかも悩ましい。
使うカードは全体の3分の2くらいなのでリプレイ性もそれなり。拡張出しやすい構成だしね。

こういうゲームをしっかりと国内流通させてくれよ。なぁメビウス。
きちんと日本語化してさ。なぁアークライト。

結果:レン 71、きっと 71〇、どん 64



IMG_9559
「ピクチャーズ / Pictures」 Christian Stöhr, Daniela Stöhr作

初プレー。どん君持参。
以前ヤフオクで入札したけど負けたなぁ。どんなゲームかも調べてないけど。

16枚のカードのうち1枚が指定されて、それを手元の道具でヒント出して他のプレイヤ―に当てて貰う。
全員同時にヒントを作るんだが、持ってる道具がバラバラってのが独特。
「積木」「石と棒」「4×4のカラーキューブ」「2本の紐」「アイコンカード」の5種類があって、各ラウンド隣に回して別のを使う。全5ラウンドだから全部やるよ。

道具によって表現しやすいお題としにくいお題はあるが、特にカードが難しい。
ドクロとかウンコとかどこに使うんだよw。

きっと君は色弱なのでカラーキューブが辛そうだったね。
色弱の人がいて4人以下の時はこれ抜いて4ラウンドで遊ぶのがいいかも。

手軽ながら面白いし、写真見ながらヒント作るってのはそこまで発想力問われなくて気が楽。
毎回別の使うので飽きないしね。
ただ、カードの大きさ的によく見ないと描かれてる物が分からなくて顔を近づけたいんだけど、それやるとどれがお題かバレるよなぁ。
Mr.X的なサンバイザーとか、全員目を伏せて1人ずつよく見る時間とか欲しい。
カードをディクシットサイズにして欲しかったね。

結果:レン 17〇、きっと 12、どん 14



IMG_9560
「無限の欠片たち / Shards of Infinity」 Gary Arant, Justin Gary作

持参初プレー。自分で日本語化したよ。
アセンション作者の新作。アセンションを元にしてるっぽいが未プレー。

これまたデッキ構築。買ったカードと手札全捨てのドミ式。
サプライは常に6枚。カードは4つの種族に分かれていて能力系統。
系統能力に能力名付いてるのはギャザっぽい。

お金出すカードで出したお金で場のカード買うってのは定番のデッキ構築。
それとは別に支配力のパラメータを上げて、一定値持ってると特定のカードが強化される。
また、カードには戦力を出すのがあり、それを相手プレイヤーに割り振って攻撃。
相手は手札から防御アイコン持ってるの見せてそれ防御。差分がダメージ。40ライフ。
また、カードの中には一度出したら場に残り続けるやつもいて、毎手番タップして効果発動。
除去するには戦力割り振って倒す。倒しても捨て札に行くのでそのうちまた出てくる。
あとは傭兵っていう場からお金払って直接プレイできるカード。
速攻性はあるがデッキには入らずに山に戻る。普通に買うのも可能。

システムとしては非常にシンプルでこれといった特徴がない。
緑は回復系、青はドロー加速、黄色はお金、紫は戦力。
ちなみに初期カードには支配力30で無限攻撃力ってカードが入ってる。
なので勝ち筋としては普通に殴って相手殺すか、支配力上げてそのカード使って一撃勝利ってパターン。

最初は頑張って5戦力とか言ってたのが段々と20戦力!とか言い出すのが楽しい。
戦力は割り振り自由なので大体平等に殴られる。もしくは防御カード持ってないのが分かったタイミングで殴られる。

今回緑中心に動いてみたが、毎手番10回復とかするので嬉しくなるが終盤は追いつかんな。
これといった特徴はないんだが、普通に面白い。
3人以上だとマルチ感強いので2人がベストか。

海外だと拡張いくつか出てるっぽいので、そのうち日本語版とか出るんじゃないかね。
アークライトあたりから。誤訳いっぱいで。

IMG_9561
終盤こんな感じ。
1枚1枚が強力なのでドローが楽しい。

結果:レン 〇、どん、きっと



IMG_9562
「カルタヘナ / Cartagena」 Leo Colovini作

どん君持参。
どん君は順調に沼ルート進んでて嬉しいんだけど、定番ゲームも多く買ってるのでそれかーってなるw。
もっとBm方向に吹っ切ってくれていいのよw。
まぁ生暖かく見守っておこう。

さてカルタヘナ。特に語ることもないかな。
そういや去年くらいに日本語版が出たね。

上級モードは未プレーだけど考えること増えすぎるので遊ぶ気が起きないw。

手札コントロールして、自分のコマだけでゴールできるように手札6枚にしてあと2手番で勝ち確。
波に乗り遅れると辛いよー、終盤同種抱えておくと強いよーってのは経験値やね。

名作でっせ。もっと定番化してよい。

結果:レン 〇、どん、きっと
カルタヘナ新版 完全日本語版
アークライト(Arclight)
2017-08-26




IMG_9563
「オケアノス / Oceanos」 Antoine Bauza作

持参初プレー。
ボザ作。例によって安くなってたので。

潜水艦のパーツとっかえて強化してくよ。ワクワクするじゃろ?

ゲームは3ラウンドで各ラウンド左から右にカード出してって海のディスプレイが並ぶ。
見た目がいいね。

親以外のプレイヤーは自分の潜望鏡の数に応じたカードを引いて、そこから1枚選んで同時公開。
その後、手札に残ったカードを親に渡して、親はそこから1枚選ぶ。不思議なドラフト。
潜望鏡強化すると選択肢増やせるが、親に渡すカードも増える。
モーター強化するとラウンド中1~3回2枚獲得できるよ。
強化するにはクリスタルの描かれたカード出して、その後基地のカードを出す。
レベル1から2にするにはクリスタル1個でいいが、2から3にするには黄色と緑の2つが必要。
得点源は主に魚。ラウンド中に何種類出したかで種類×2の得点。
ただし船の水槽を強化してないと上限上打ちされるので得点源にしたいなら強化を。
サンゴは縦横に隣接した最大エリアを見て得点。
宝箱はダイバーを配置すればゲーム終了時に回収。
ダイバーも最初1人だけだがコクピット強化で3人まで増える。
ダイバー配置したらその縦ライン上部にある宝箱まとめて回収してくれるのでなるべく深海に配置したいが、3ラウンド目に取れなかったら上の宝箱も無駄になってしまうのでどの段階でダイバー置くかも悩みどころ。

ちょっとルールの読解に苦労したが、分かってしまえば手軽に面白い。
分厚いタイルの潜水艦が1人3レベル分×5人分入ってるので大箱だが、基本はカードゲーム。
定価6000円超えなのでコスパは良くない。3000円切ってたので買ったよ。

結果:レン 47〇、どん 44、きっと 39




IMG_9564
「スチームローラーズ / SteamRollers」 Mark Gerrits作

持参初プレー。これも駿河屋で安かった。
マック・ゲルツじゃないよ、マーク・ゲリッツ。箱庭鉄道の人か。

内容的には蒸気系のピックアンドデリバーのロール&ライト版。
ただし路線は個人ボードに敷くので競合はないよ。商品は中央ボードの対応する都市から早取り。

親は人数分+1のダイス振って、順に1つずつピック。
その出目のエリアに路線敷くか、エンジン強化(出目ごとに1回)か、特殊タイル取るか、その出目の都市から配達。
配達はその都市に置かれた商品を対応する色の都市まで。
当然路線が繋がってる必要があり、経由する都市と街の数のパワーが必要。
配達すると経由した都市と街の数分の得点。

特殊タイルはワンタイム効果と永続効果。
永続効果は出目±1とか強いが、最後まで持ってるとマイナス点。
アクションで人から奪えるが、終盤はマイナス点付いてくるので悩ましい。

今回折角なのでミニ拡張いくつか入れてみた。
商品のセットコレクションによる早取りボーナス。得点低いうちに運ぶ意味が出ていいね。
手番逆順にピックする初期ボーナス。むしろ必須では。
ボードに壁配置して難易度アップ。今回は中級。リプレイ性出て悪くない。

かなり単純化されてるが十分に悩ましくて面白い。
ロール&ライトの中では重めだが40分くらいで遊びやすい。
出目±1がかなり強力。だがそれ取るのに1手番使うのもなぁと。取られること加味して考えると悩ましいところ。

これはいいゲームだった。まだ駿河屋にあるのでどーぞ。
説明書分かりにくいが特殊効果タイル取るのも1アクションやで。
同じレイアウトで小見出し中見出し並べるなし。

結果:レン 38〇、きっと 22、どん 17





終わり!




IMG_9566
幸の鳥行ったら閉店後だったのでポンチャン。
唐揚げ小頼んだら中以上がセール中でお得と言われたので中。
そして食べきれず。知ってた。100で3つお土産にもらったと思おう。