758BGへ。
先週クイズ会で同じ会場使ったときに覗いた時は満席だったが、今回はやや余裕あり。



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「山頂をめざせ / Gipfelstürmer」 Friedemann Friese作

持参初プレー。
近年のフリーゼ作品の中でも最も話題にならなかった作品の一つ。

ダイス5個振ってキープして振り直す『ヤッツィー』系。
基本的には自分の山羊の1つ先のマスの役を作って進めて行く。
特徴は既に自分の山羊のいるマスの役を作ると、既存の山羊を押し進めて入ること。
自分の山羊なら道に沿って上の段に、他人の山羊なら川に沿って下の段に。
下の方のマスは自分の山羊2体まで入って、3体目で押し出し。
2体を山頂にゴールさせれば勝ちだ。

押し上げルールを使って基本的には同じルートをひたすら登ってくのがセオリー。
まぁそこはダイス目なので上手くいかないこともあるが。
あとは人とルートを被せるかどうか。
被せると邪魔できるが、逆に邪魔もされる。
押し下げは完全に下にじゃないので邪魔されても痛くない位置に陣取るのがいいか。

ちょっと単純すぎるというか、ルート構築しちゃえばあとは簡単になりすぎる感。
これ本当にフリーゼか?って内容。毒が無さ過ぎる。
悪いゲームではないんだが、普通すぎてなー。
まぁだからこそ話題にならなかったわけだ。

結果:レン 2○、あおや 1、ゆう 0、おやじ 0





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「トナリ / Tonari」 Bruno Faidutti, Alex Randolph作

持参初プレー。
ランドルフの『Gute Nachbarn』をフェドゥッティがリメイク。
舞台は日本の口之島。何故そんな日本人も知らない島を…。

手番では共有の船を隣のマスに動かしてチップを取得。
それを繰り返して船が動けなくなったら終了。
最大の特徴は最終的な得点は「自分の取った得点」+「左プレイヤ―の得点」な所。
下家を助け、上家をくじく。
基本的には3人ゲーのはずだが、BGGでは2人ベストになってるな。

『Gute Nachbarn』では色コマ集めて同じ色取るほど得点だったが、こちらではそれによくある感じの得点条件をプラス。
最多集めると8点貰えるエビや、取るほどに得点が増える赤緑青の魚と1色決めて全員2倍にするボーナスチップ、2マス先から空きます挟んでしか取れない高得点魚など。
ここら辺がフェドゥッティの味付けだね。

まぁ元々がそこまで劇的に面白いゲームではないから、大きな違いはないかな。
マイナスチップの押し付け合いや、場所交換をどう使うか。
手軽なので軽く遊ぶにはいいゲーム。
その割には下家には美味しく、2手先には厳しい手を打たなければいけないのが難しいが、他にない考え方。

マイナスチップ2枚とも取らされて死んだよ。

結果:レン 13(+18)、みとりで 18(+21)○、エース 21(+13)





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「インクハート:ダイスゲーム / Tintenherz: Das Würfelspiel」 Michael Schacht作

持参初プレー。シャハト作の版権もの。

手番ではダイスを2つ振る。
そのうちどちらか、もしくは和と絶対値が一致する値のカードを取る。
場から取ってもいいし、他人の前から取ってもいい。
自分の前のカードの数字を出せば確定させて守れる。

まぁそれだけ。想像通りの泥沼ゲー。

特徴的なのは得点方式。
数字がそのままプラス点、マイナス点になるが、それとは別にカード下部にハートアイコンが描かれてるカードが有り、得点は「価値の合計値」×「ハートの数」となる。
ハートは主に低得点のカードやマイナス点のカードに付いてる。
時にはマイナス点でも自分から取ることで得点を増やせるのが面白い。取られにくいしね。
また、ゲーム終了時、城カードを裏返してハートを消すことで持ってるマイナス点を全部捨てることができる。
まぁ得点高い方選べよってこと。結局両方計算しなきゃいけないのでめんどくさい。

得点計算はひねりがあってシャハトらしいんだが、それ以外が平凡すぎるな。
ハートついてる2点あたりのカードが取りやすく取られやすく人気があるのでその取り合いに参加するか、その陰でこそこそ点を稼ぐか。

まぁ軽く遊ぶには良いんじゃないかね。

結果:レン 18、みとりで 18、エース 30○





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「ノヴァルナ / Nova Luna」 Uwe Rosenberg, Corné van Moorsel作

初プレー。『ハビタッツ』+『パッチワーク』。
ルール的にもそれ以上のものがないのでどっちかでいいって声をよく聞く。

手番は時計回りではなく、時間マーカーが一番後ろにある人。
共有のコマがある場所から3つ先までのタイルを選んで取る。
取ったタイルの数字分進める。ここは『パッチワーク』。

配置したタイル同士で描かれた色を隣接させていく。
同じ色は繋げることでグループと見なして隣接するグループを条件に使える。
ここは『ハビタッツ』。

なるほど、完全に合いの子だ。
特徴があるとすると、場の残り枚数が2枚以下になったら補充するかしないかを手番プレイヤーが選べるってところかな。

確かに両方持ってればわざわざ買うほどではないかなーって印象。
ディスク置ききったら終わるのでスピーディーなのは良い。
あと言われてる通り2人ベストだね。3人だとダウンタイムもあるし相手のカットもしづらいしで。
少なくとも4人でやるもんではないな。

これがSDJノミネートされるんやなぁ。
悪いゲームではないし、面白いんだけど、焼き直し感が強すぎる。

結果:レン、みとりで、エース ○





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「マカバナ / Maka Bana」 François Haffner作

持参品。
5人ゲー探して、苦しいけどやる?って聞いたら立ったのだが、いぬあきさんも入って6人でやることに…。
多分ヤバいよって説明はしたぞw。

結論から言うと、6人はあかんなw。
邪魔してくる人が増えるので建築がムズいムズい。
ボードは大きくなって選択肢は増えるんだけど、結局自分が美味しい場所ってのは増えない訳で、まぁそっから潰されてくよね。
相手の裏をかける場所は増える。そんな感じ。

うん、このゲームは4人でやりましょうw。(知ってた)
いやぁ泥沼泥沼。分かってたけど一度やってみたかったのさ。
ちゃんと前置きはしたもんね!

結果:レン 11、エース 10、いぬあき 15、おやじ 18○、みとりで 18○、あおや 15





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「スキャン:ボーナスマルス / Scan: Bonus-Malus aka Scan」 Alex Randolph作

英語版は『スキャン』、ドイツ語版は『インディスクレション』として出版されてた背面からスートの分かるトランプ。
作者連名でその詳細分かってなかったんだけど、その英語版ルール集の和訳ルールをkkdさんがBGGに上げてくれたので一通り遊んでみたい、と持参。

これは『スキャン』の基本ルールとして入ってるやつ。これがランドルフだったのね。
なので遊んだことはある。

1枚当たりスペードが10点、ハートが5点、ダイヤが-5点、クラブが-10点。
マストフォローしのペア戦。山札トップが切札。
1枚出したら山から1枚引くってのがトリテっぽくない。
え?『オクラコーク』?知らないよ。

『スキャン』の基本ルールはいまいちって前から思ってたので、やはりこれはいまいち。
基本プラススートのハイカード持ってれば強いし、マイナススートのハイカード持ってれば弱いんだもの。
配り切りじゃないので持ってないの期待してハイカード出すしかない。
色分かってる分ボイドしても相手が警戒してくるし。
味方がボイドして自分がローランク持ってる時に相手に取らせて味方にマイナスカード投げ込んでもらうくらい。
切札が毎トリック変わるのでどうにもならない感も大きい。

どうやらランドルフはトリテ作るのは上手くないようだ。
まぁ古いゲームだしね。
せめてビッド制にしてくれ。

結果:レン&あおや ○、エース&みとりで




「スキャン:アプファールハウフェン / Scan: Abfallhaufen」 Alex Randolph作

あ、画像ない。いいや、どうせ同じ絵面だしw。
こちらもランドルフ作。こっちは初プレー。

マストフォローノートランプ。ペア戦。
ランクが得点だが絵札は0点。以上。

え?って思うくらいシンプルすぎるルール。
これもハイランク持ってると勝ちじゃん…。

やはりランドルフはトリテが(ry
片手間で作ったんじゃないだろうな…?

うーん、先が怖くなってきたw。

結果:レン&あおや 29、エース&みとりで 131○


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「スキャン:ベルエポック / Scan: Belle Epoque」 Marco Fantini作

初プレー。このゲーム以外作ってない人。

個人戦で勝利数を秘密裏にビッド。
マストノットフォロー。だが、あえてフォローすることもできる、その場合必ず負けてビッドが1増える。
ゲーム中1度だけ出したカードによらず絶対に勝つ宣言できる。『ウィリー』かな。
宣言タイミング書いてないんだが、まぁ自分がプレイした時でいいだろう。

ビッド正解してると得点。それ以外は0点。

なかなかこれは変態で面白い。
マストノットフォローってだけで珍しめだし、それをあえて破っても良いってのが。
基本は低めのビッドしておいて、後から調整するのが強いだろうな。
って思ってたのに最初から4ビッドとかしてしまって死んだわw。
これはまたどこかで遊びたいね。ちょっと安心したw。

結果:レン、みとりで、あおや、エース ○



おしまい。



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エースさんをscreenに送って、勝川駅前の刀削麺食べて帰ったよ。