doさんが買ったトリテをやりたいとのことで突発トリテ会。




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とりあえず猫を愛でてから。




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「ボーストオアナッシング / Boast or Nothing」 Yeon-Min Jung作

初プレー。
評判は聞いてた韓国か台湾かのトリテ。
箱絵にタイトル入れない思い切ったデザイン。側面にもないので『アビス』以上だ。
ヒゲの生えた綿菓子っぽい絵にはイヌカレーみを感じる。

3スートでマストフォロー。スートの強さは詰まれたディスクで決まる。
トリックを取ると、取った色のスートが最弱になる。
丁度2トリック取ると2点、0トリックだと1点。5点で勝ち。

かなりシンプルだけど切札がどんどん変わっていくのが変態的。
他にないわけでないけどね。
3スートなのでカウントはしやすい。きちんとやれば強いだろう。

手軽に遊べるので持っておいていいかも。

結果:レン 2、do 5○、エース 4



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「ハットトリック / Hattrick」 Klaus Palesch作

初プレー。パレーシュ作。

3スートあるが、1トリックに出せるのは2スートだけ。
んでそれぞれのスートで別々に勝者を決める。
取ったカードは公開で、最終的に1スート選んで1枚プラス1点。残り2スートはマイナス1点。

一応メイフォローで、メイフォローの中でも分かりやすい部類。
次トリックは最大値出した人からだが、2スートの最大値が同じ場合は2番目に大きい人からってのがちょっと気持ち悪いね。
なお、出せる色がない場合は伏せて出してマイナス2点。

なかなか不思議な感覚で面白かった。
名前は知ってたけどこんなゲームだったか。

結果:レン 31、エース 26、do 25、えぐぴ 34○





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「88 / Eighty-eight」 Winfried Hormann作

初プレー。『スキャン』ルール集から。
ところが『スキャン』持ってくるの忘れたので、ハゲタカで代用。

各トリックの前にリードから1枚裏向きに自分の前に伏せる。
リードが伏せたスートが切札。
その後通常のマストフォローの1トリックをして、また伏せてトリックしての繰り返し。
手札使い終わったら、伏せたカードを手札に加えて、また伏せてトリックしての繰り返し。
ただし最後の2トリックは切り札なし。

8トリック中1トリック取ると1点、2トリックで2点、3トリックで4点、4トリックで7点、5トリックで10点。
それ以上は記載ないけど、得点変わらないのかね?
あと和訳の書き方なのか第~トリックって書くと普通個人が取ったトリックじゃなくて全体のトリック数を表すと思うので、分かりづらかった。

あ、あと取ってないスートが1種類につき1点。ミゼールでも4点。
6人だと3トリック取ってやっとミゼールと等価なので基本はミゼール狙った方が楽。

うーん、変態なルールだ。だがどうすればいいかが全く分からん。
ちょっとルールひねりすぎて面白さに繋がってない気がする。
6人もいると余計に。色涸らすのも強いんだか弱いんだか。
相手の色見えるので、自分だけ持ってる色作るとトリック取りやすい。

なんか惜しいなぁ。人数少ないと変わるかしら。

結果:レン 17、do 19○、えぐぴ 10、エース 12、うめ 17、細川 13





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「クレイジーラボ / Crazy Lab」 Jordi Gené, Gregorio Morales作

初プレー。遊び損ねてたやつ。つかトリテだったのか。

あ、なんか黒いカード置き場はお気になさらず。

各自にマイナスとなる色が決まっている。また秘密裏に得点対象の色を1つ決める。
カードには3つの色と数字があり、どの色を使用するかを秘密裏に2枚ずつ決めて混ぜる。
各トリック前にその山からカードをめくり、今回使う色が決まる。
1枚ずつ出していきその色の大きさで勝負。同値は後勝ちだったか。

最終的に秘密裏の目標の色の数字を合計して加点。
自分のマイナス色の数字を合計して減点。

基本は自分の得点色が大きい時に取りに行くが、あからさまに取りに行ってると後ろから公開されてるマイナス色を投げ込まれる。
まぁそんなゲーム。

勝負色を仕込んだり、秘密裏の得点色とかの発想は面白いが、面白さはちょっと微妙。

結果:レン 18○、細川 2、do 6、エース 0、うめ -13





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「リトルデビル / Little Devils」 Michael Feldkötter作

初プレー。リメイクの『サルコファガス』はプレイ済み。
というかこっちを持ってた気がするんだが、行方不明。倉庫かな。

1スートのトリテ。
リードが出して、2人目が出してで、リードより大きいのを出すか小さいのを出すかが決まる。
昇順の場合一番大きいのを出した人、降順の場合一番小さいのを出した人がトリックを取ってマイナス点。
なお、昇降を守れなかった人は切札的にトリックを取る。

『サルコファガス』は4人でやって正直つまらなかったが、5人だとそれなりに遊べるね。
悪くないゲーム。3~4人でやってはいけない。

結果:レン 11、エース 11、do 22、ささみ 10○、うめ 18






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「葉隠 / Hagakure」 Frank Crittin, Grégoire Largey作

初プレー。

青と赤のカードがあり、リードが赤ならマストフォロー。青ならメイフォロー。
数字が大きいカードが勝つが、青より赤が大きい。
赤には家紋マークのカードが3枚あり、同じトリックで2枚以上出たら最後に出たのが最強となる。

各自特殊効果を5枚持っていて、ラウンド開始前に使うかを決める。
中央に余ってるカードと手札入れ替えたり、そのトリックで青何枚取ると得点とか。

1トリック1点だが、0トリックだとマイナス2点。
1トリックでも取ることが大事だが、4トリックしかないのでどこで勝負に出るか。

悪くはないんだが、そこまで際立った面白さもない感じ。
赤の強いの来た人が強いしね。青しか来ないと死ぬ。

結果:レン 14○、do 10、ちょろ 8、うめ 0



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「手札のないトリテ ノーハンド」 758ボードゲーム会

初プレー。遊び損ねてた。
結局タイトルはどれなんだ?

ラウンドにおける「切札スート」「数字大小の強弱」「ジョーカーが最強か最弱か+リード」「マストフォローかどうか(リードスートが強いか)」のカードが各自に秘密裏に配られる。
それを左に渡して、2つの情報を持って始まる。
自分が何トリック取るかをビッドしてスタート。

カード4枚公開して、スタPから順に任意のカードにキューブを置く。
スタPは時計回りに移る。これを全カード繰り返す。
終わったらルール公開して勝敗判定。
ビッド丁度だと高得点、1ズレで低得点。
ただしどの2枚のルール見たかで得点が違うのはよく出来てる。
「切札」「数字強弱」の2つ見ると強いからね。当てても得点は低め。

なるほど、発想は面白い。
『ヴァスシュティッヒ』の前半戦を拡張したような感じ。
他人の動向で持ってるルールを推理して自分のビッドに合わせに行く。
だが、ちょっとアンコントーラブルすぎる。
ルール1つ1つによるトリックの依存度が高すぎて、どれが勝つか全く想像がつかない。
先述の2つ見てればそれなりに分かるし、1つでも見てればなんとなく負けには行けるんだが、それ以外が辛すぎるな。

うーん、なんかもう少しで神ゲーになる雰囲気はあるんだが…。
とはいえこれ以上の調整は難しそうだなぁ。

結果:レン 6、ちょろ 15○、do 9、ささみ 1




「ボーストオアナッシング / Boast or Nothing」 Yeon-Min Jung作

もっかいBON。

結果:レン 1、ちょろ 1、do 5○



3人でやるトリテも尽きたので適当に店の未プレーゲームを遊ぶ。


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「チーム3 / Team 3」 Alex Cutler, Matt Fantastic作

初プレー。

3人チームの協力ゲーム。見ざる言わざる聞かざるがテーマ。
1人は「見ざる」で、目を閉じてパーツを積む。
1人は「言わざる」で、カードを見てそれを身振り手振りで伝える。
1人は「聞かざる」で、ジェスチャーを見てそれを口に出して伝える。
時間内に完成できたら得点。

ジェスチャーで伝えるのがかなり難しい。
指文字書いたり、指を交差させたりで形を伝えて、位置はどっちかの端から1つずつズラす指示くらいか。

まぁそれだけなんだけど、多分対戦型にして相手チームがやるのをニヤニヤ見てるのが楽しそうw。

緑とピンクがあるけど、お題カードと入ってるヴァリアントが違うらしい。

結果:成功:レン、ちょろ、do




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「ヴィレッジャーズ / Villagers」 Haakon Gaarder作

初プレー。

カードを取って、出して、自分の村人を育てる。
強いカードは技術ツリー状に重ねて進化させていく必要がある。ちょっと『プログレス』っぽい。

手番順に並んでる中か複数ある山札(裏から種類は分かる)からカードを取得。
取る枚数は自分の村に見えてる食料マークの数。
その後、手札からカードを出す。出せる数は村にある建築マークの数。
進化ツリーの書かれたカード出すにはその前レベルのカードにお金を払う。
自分のは無料(むしろ銀行から2金振る)で、他人のは相手のカードの上に2金、誰も持ってなければ銀行に2金。
この2金はカードの上に乗せて置いて、決算の度に同額が銀行から降ってくる収入元となる。

そんな感じでカードに書かれた収入を上げていき、山札が一定数無くなるごとに決算があって収入が入る。
中にはツリー無視したりの特殊カードや、村の状況に応じて終了時に得点になるカードもある。

なかなか面白かった。
先にも書いた通り、『プログレス』に近いプレイ感。
パラメータボードはカードのアイコンに置き換えた感じで。
『プログレス』の欠点は結局皆同じ感じの盤面になっちゃう所や引き運が強い所だったが。
こちらもカードプールは限られているが、場に並ぶし背面から種類が分かるので自分が強化したいのを集中して引けるのは良いね。
慣れれば45分くらいで終わりそうな手軽さも良い。

結果:レン 137○、ちょろ 113、do 135






おしまい。楽しかった!