2日目。
朝食もないので起きる時間は自由だ!
まぁ9時半くらいには起きるけど。でも一番最後だったよ。

なんか持ってきたワレスゲー立てたかったけどやってくれそうな人はおらず。
おずさんと温玉さんがエクリプスの相手探してたので、じゃあ入ろうと。
スルージのフルゲームやる案もあったけどw。


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「エクリプス第二版 / Eclipse: Second Dawn for the Galaxy」 Touko Tahkokallio作

初プレー。おずさんがキックした第二版。
いつかやる日が来るかなとは思っていたが…。
作者名ルドフィールで言えるくらいの知識しかないけどw。
『プリンチパート』とか『エニグマ』とかね。

とにかく物量がすごい。プレイヤー勢力毎に造形の異なるミニチュア駒、でっかいプレイマット、山ほどのチット。

手番ではアクションタイル1枚を6つあるアクションマスに配置。個人ボード上なのでワカプレではない。
パス抜けを選ぶまで手番が何度も回ってくるが、アクションディスク使うほどラウンド終了時に払うお金が増えるので、どこかでパスしてお金を払える額に収めないといけない。
6つのアクションは結構シンプルで、未開のマス探索、移動、技術取得、船強化、船作成、影響ディスクの移動と回収。
あとフリーアクションとしてラウンドに数回影響ディスクの配置ができる。
ちょっと面白いのはパスした後でもリアクションとして手番が回って来た後に行動ができる。
通常のアクションよりも弱体化してて、撃つなら普通に撃った方がいい。
なので、他人の行動で状況が変わって、弱いアクションでも撃ちたいって時用。

流れとしてはタイルに影響ディスク置くと収入が増えるので、探索して移動しつつ収入増やしていく。
収入は3種類あって、お金と技術と資源。
お金増やせば撃てるアクション数が増えるし、技術で特殊能力取って強化して、資源で船を作る。
タイルめくるとたまに敵が出るので、敵倒すために船増やしたり、強化したり。
なお、船強化で強いタイル取るには専用の技術が必要。
ただし探索するとアクションディスクを配置するので、結果アクション数が減るし、ディスクの使用開始位置がずれるので全体的にコストが上がる。取る対象は選びたい。
特には配置したディスクを回収するのも必要。得点は手放すことになるが、維持コストが減る。

マルチゲーでプレイヤー同士殴り合えるが、敵船が存在するのであえてプレイヤ―を殴る意味が薄く、その点では遊びやすい。
殴り特化してる人が殴る対象涸れたらプレイヤ―殴り出すくらいか。
戦闘で得られる得点も枚数上限があり、それ以降は持ってる得点より高いのを引けて交換できるかの運ゲーになるので利点が薄い。
ただし誰かのいる場所に入ると勝手に戦闘開始なので、場所取り上どうしても殴らなければいけない状況があったりもする。
あとプレイヤー間で殴り合わない約束の同盟が組めるよ。破るとマイナス点だw。

思った以上に正統派な拡大再生産。
配置するタイルの種類で収入が固定なのでお金タイル引けないと辛いね。
なかしさんが実際そんな感じだった。2枚配置の能力キャラなのに…。

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最終盤面。
お金フル開放してアクション撃ちまくり(といっても盤面配置してるのでそんな多くないけど)。
モノリス(建てると得点)が安く建てられるキャラだったので後半置きまくり。
最終局面、何かできることないかと探したら、おずさんのマス奪い取るのが一番得点高そうだったので、道が繋がってなくても移動できるタイルを取って殴りに行く準備。
おずさんもそれを察して船1つ作って防御してきた。
1つならなんとかなるかと戦闘して、なんとか撃退。マスを奪い取ろうとしたら、あ、アクションディスク使い切ってた…。
結果おずさんの得点減らすだけで自分の得点増やせずに終了。悲しみ。

だがしかし、結果はおずさんと1点差で勝利!
得点減らしてなきゃ負けてたので結果正解だったね。

いやぁ面白かった。なかなかの重量級で朝一で初めて2時半までかかった。4時間半くらいか?
殴り合いよりは探索と能力強化が重点のゲームなので、最近の時流にも合ってるんじゃないかな。
オープン会で立てるには時間と場所使うのがネックだけど。
6人プレーすると6時間超えそうだ。

結果:レン 37○、なかし 28、温玉 36、おず 36





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「アンビエントアビス / Ambiente Abissal」 倦怠期

持参初プレー。ちょっと軽いのをと。
倦怠期新作。2~3人用大富豪系。

色の強さと数字の強さがあって、同じ強さは複数出しできる。
同じ枚数で前の人より強いのを出す。
色で揃えてたら色で、数字で揃えてたら数字で上回る必要がある。
リードが1枚出ししてたら2枚目が出された時に色か数字かが決まる。(両方強いの出せば更にその次)。

2種類の強さがあるのは『オーレ』っぽいが、どっち使うかがフォロー対象ってのが『鹿狩り』とかそこら辺な雰囲気。
まぁ何にせよランクかスートの高位カード多く持ってたり、被って持ってる人が強いね。
全通りあるのは綺麗だが、弱い色は数字が大きかったり、弱い数字は色が強かったりの調整が欲しかったな。

まぁ軽く遊ぶにはいいんじゃない、って感じの評価だった。

結果:レン ○、おず、simahei



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「ウィズウォー:第8版 / Wiz-War (Eighth Edition)」 Tom Jolly, Kevin Wilson作

持参初プレー。駿河屋で安かった。和訳済みで。
版数がえぐい。来年第9版が出るらしい。
これだけ重版されてて評価7.1なら面白いはず!

自分の魔術師を3歩移動し、攻撃を1回、他のカードは任意枚数使用。
相手のボードにある財宝を持ち帰れば1点、相手を殴り殺せば1点、2点で勝利。
正直ルールはこれだけ。超シンプル。
ただしルールブックはそれなりに熱い。ほとんどがカード効果や特殊処理の説明だw。
アイテム拾う処理とか壁殴る処理とか、そんな感じ。

まぁ要はテキストで殴り合うゲームなのだが、カード効果がなかなか派手で楽しい。
目の前に壁作ったり、ボード回転させたり。毎回「な、なんだってー!」ってなるw。

この回は最初に1ダメ常に軽減する装備取ったが、あまり殴られず悲しい。
他2人が殴り合ってるなか、無人のsimaheiさんボードにちょっとお邪魔しますよと財宝奪いに行き、持ち帰ったが、その後財宝1つ取ってたおずさんがsimaheiさん殺して終わりだったかな。
攻撃に対するリアクションカードやそれの無効化など、TCG好きなら絶対楽しい。
出してるカードも手札上限に入るので、良いカードを引きたいが、あれもこれも使ってみたいという欲求にかられる。

脱落もあるし、テキスト満載で超アメゲーなんだが、何がいいって30分くらいで終わるところ。
理不尽さもゲームが短いから許せるし、それでいてどんなカードがくるかのワクワクが堪らない。
これは我々が求めていたアメゲーだ!!好き。

結果:レン、おず ○、simahei



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「コロニアル / Colonial: Europe's Empires Overseas」 Maxence Dumontet, Patrice Gasser, Christophe Pont作

持参初プレー。マルチゲー。ボードが美しいね。
ヨーロッパ各国となって世界中を植民地にしよう!
なのでヨーロッパだけないよw。

個人ボード上のディスクは置く場所によってお金、商船、戦艦となり、ボード上に配置するとその地域への影響力となる。
誰かが10点取って、借金してなければ勝ち。分かりやすい。

アクションはカード選択と同時公開。
6枚カードがあり、その上下に別々のアクションが描かれている。
全員同時に4枚を順番決めて選び、1枚目を同時公開したらスタPから順に処理、を繰り返し、4アクション終わったら最後はスタPから残り2枚のうちどちらかを使用。
結果6枚中5枚使うのだが、それぞれ上下に別のアクションがあるので、12アクション中5アクションしかできない感じで悩ましい。

「航海士」で未開の地を開拓、「副王」で影響ディスクを追加してマジョリティを奪い、「商人」で抑えて商品を生産して市場に卸し、「交易人」でそれをお金に変換、すぐにお金が欲しいなら「財政家」で借金だ。

得点源となるのは「航海士」による開拓。成功すると1点。
エリア1つ選んでダイス1つ振ってそのエリアの数字以上出せば成功。
隣接エリア押さえてると1補正あり、「科学者」で対応するトラック進めてると補正。

「副王」で各エリアのマジョリティを奪い合う。これも「科学者」でトラック上げてると同時に置ける数が増える。
マジョリティ取ってて、一定数以上のコマ置いてれば「征服者」で植民地を作れる。
植民地を作ると他人はもう置けなくなるうえに1点貰える。
ただし他人の「反乱者」で反乱起こされると駒除去されて奪われるので、コマを増やすか「聖職者」で防御しておこう。
植民地は「政治家」で植民地を新興都市化して得点。

「君主」を使うと誰かと戦争をおこせる。
この戦争が中々無常な感じで、共存地域・海軍・資金・商品の4つの分野でそれぞれ殴り合ってお互いを削り合う。
どちらかが投降するか、いずれかをゼロにしたら勝ちで相手から1点奪う。
双方消費型なので殴る側にもそれなりのデメリットがある。
勝ちそうな相手を止めるくらいしか使わないかな。
あと殴られたくないor他人を殴りたいなら「大使」で外交トラックを進めよう。

序盤は皆開拓をして他人の商人に相乗りしてで緩めに得点を稼ぎながらお金を稼ぐ。
誰かが5点6点いったあたりからざわざわしてきて、とりあえず相手のエリアに不安マーカー置いておくか、ってなる。
この不安マーカーが4つ溜まると反乱が起きる。
また同時に相手の個人ボードにも不安マーカー配置して、個人ボードで反乱起きるとラウンドの4アクション飛ばされて最後の1アクションしかできなくなるので実質死亡。対応は火急。

後半は勝ってる相手に不安マーカー送りまくって、相手は「君主」や「聖職者」でそれ除去するのに手いっぱいに。
その隙に皆得点追いついて、最後は開拓で2点貰える世界一周やオーストラリアの開拓レースになった。
止めるためには先に開拓するか、戦争で互いに削り合うかで、前者は開拓トラックを後者は外交トラックを進めてないと止める権利すらないので、必然的に誰がどこで殴るかが決まる感じ。
とはいえ一番手軽な得点行動が開拓なので、結局最後はダイスで勝利が決まる運ゲーになる。
この重さで最後運ゲーなのは如何ともしがたいね。

システム的には結構面白いのだが、その運ゲー感と戦争の不毛さがいまいち。
1.2版ルールだと戦争がちょっと簡略化されてて殴りやすくなってるみたいね。
開拓は変わってないのでまぁそういうものだと割り切るしかないが。
どこかで試してみたいが、なかなか立てづらいゲームなのよね。
今回は3時間半くらいだったかな。

あと、play:gameのレビューでPHYさんが植民地でオプション必須と書いてたので入れたよ。
植民地化したときに追加アクションでお金を稼げて、植民地化の優位性がアップ。
確かにこれないとわざわざ植民地化するより開拓で稼いだ方が楽だからね。
あと新興都市で得た得点は除去されても減らないっての間違えてて、新興都市が弱くなってた。
これ分かってれば確定得点増えるのでもっとテンポ上がったかもね。

序盤の開拓ダイスロール失敗したのがかなり痛かった。出遅れて辛い。
最初は安全策で行くべきだなぁ。

結果:レン 6、do 6、simahei 10○、がーすけ 7




9時半くらいに終わって、10時門限なので自分のコテージに戻る。
夕飯食ってなくてsimaheiさんが持って来てたペヤング超超超超超ペタマックスがあったので、明日弁当あるし今しかチャンスなくね?と提案。

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そっからが急展開。制限時間は15分だ!
とりあえず自分のコテージの希望者3人じゃ食べきれなさそうなので、隣のコテージで希望者募って8人くらいになったので、simaheiさんに決行伝えて準備してもらって。
お湯沸かしてる時間ないので各コテージから電気ポットを全招集。湯量2200mlとかw。

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湯入れも同時進行でw!

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ダイナミック湯切り!重そうw。

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みんなで混ぜるよ!!

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紙皿に取って、コテージにダッシュ!
それでも1人前くらいの量。

いやぁ忙しかった、そして楽しかったw。
こういう馬鹿できるのも合宿ならではだね。よい友人を持ったものだw。

もぐもぐして、さてあと1ゲームくらい。
自分的には重ゲーやっても全然良いのだが、他の面子があと1時間くらいというので軽めで。


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そしてまたウィズウォーやったよw。
しかも2回。初プレーゲーを同日にこれだけリピートするのは珍しい。

1戦目は全員1つずつ財宝持ってる状態で、めーそんさんが財宝拾ってからの壁に当たるまで直線移動、その後壁無視して移動と猛ダッシュして勝ち。

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2戦目は先の件からめーそんさんをあぐりんごさんと2人して殴りまくるw。
酸ぶっかけて継続ダメージで苦しめる。水の魔法で洗い落としたら、もっかいぶっかけるw。
あと迂回路ない角の所に砂嵐発生させて、出るための移動をダイス振ってランダム方向に。
ダイス目に翻弄されて入ったり出たりを繰り返すあぐりんごさんをよそ目に、酸で溶けていくめーそんさんを素手で殴り殺して勝ちw。魔法使いとは。

いやぁ面白いなぁ。個人的大ヒットだ。

結果1:レン、あぐりんご、めーそん ○
結果2:レン ○、あぐりんご、めーそん


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「デスティネーションX / Destination X」 Bård Tuseth, Kristian Amundsen Østby作

持参初プレー。エストビー作の推理ゲーム。
ちょっと気になってたのが駿河屋に入ってたので。

犯人1人対残り全員捜査官。
場に並ぶ6枚の国カードから犯人は1つを選ぶ。
捜査官は手札から質問カードを出し、犯人はそれに答える。
その後、捜査官は並んだカードから1枚を除外。
特定出来たら回答して、当たれば捜査官チームに1点、外したら犯人に1点。
あと正解除外しても犯人に1点な。

質問カードは「人口」「面積」「隣接する国の数」「首都の頭文字」「太平洋に面してるか」「主要農作物」「宗教」とかそんな感じ。
要は国当てクイズゲームです。好き。

アフリカの国複数並んでると何聞いても区別付かないよねw。
面白いのは捜査官が使える質問カード枚数はゲームを通して17枚くらいしかないこと。
1ラウンドであまり使いすぎると後が辛いので、ある程度は山勘で当てに行く。
特に区別が難しい国が並んでる時とか。

これはクイズ勢と遊びたいゲームだな。
そして犯人側つまらんw。

結果:レン(犯人)○、simahei、すぐり、あぐりんご


そっから片付け開始。明日起きたらすぐ片づけられるようにね。
そっからシャワー浴びてで寝たのは3時くらいかな。


二日目おしまい!